働き始めて、1か月半。
初めて仕事中に、義母から着信があった。
時間は、三時半。
なんだろ
時間をもらって、折り返すことも出来るけど。
困ったことが発生したら、まずは義姉に電話してるだろう。
嫁じゃないと分からないことなら、義姉が内容をLINEで知らせてくれるはず。
きっと、義姉に掛けるつもりが、間違ったんだよね?
めんどくさかった忙しかったから、折り返さなかった。
帰宅して義母に聞いた。
「今日のお料理キット、卵が2個必要だったの。そうしたら、うちに卵がなくって!
もうお料理しないと、お父さんに食べさせなきゃだから、そんな時間じゃ買いに行くわけにも行かないでしょ?
だから、困って、お宅の卵を借りたのよ。
電話じゃなくてメールしようと思ったんだけど、間違えて電話が掛かっちゃって」
「卵2個ぐらい、電話しないで使ってくれて構わないよ!」
まあここまでは、遠慮深い義母らしいなぁ~と思って聞いていた。
が。
「だって、勝手に使ったら悪いじゃない?
帰ってきて、『卵を使うつもりだったのに、勝手に使いやがって!』
って言われたら困るじゃない?」
「…そんなこと言わないよ。使ってくれていいよ。」
「でも、今日の晩御飯に、卵を使う予定だったら?」
「私、こだわりないんで(訳:義母と違って融通が利くし、臨機応変なんで)
卵がなかったら、違う料理するし」
義母は昔から、この料理はこの材料と決めている人。
認知症(年老いて)から、さらにこだわりが強くなり、
今使ってるお料理キットも、オリーブ油が指定なのに無かったら、困り果てる。
サラダ油でいいよね!とはならない。
以前もあった。
ケチャップの指定があって、嫁宅のを使い切ったとき。
義母宅に、義母が買った在庫があるのを、嫁が!指摘し、
「あー良かった、在庫があって」とホッとしていたのに。
次の日。
使い切ったことは強烈にインプット。
在庫があったことは、スッカリ忘れ。
「嫁のケチャップを使い切ってしまったから買って来なきゃ」と落ち着かず、
要介護2の義父を一人で家に置いて、買いに行ったことがある。
ケチャップなんて、めったに使わないっての。
「あのさ、これからも足りないものあったら、2階のもの、使って良いからね?」
「そうもいかないじゃない」
「義父を一人置いて、買ってきて返さなきゃ!なんて、そこまでしなくていいんだからね」
「そんなことしないわよ」
その時も、
「『ケチャップ全部使っちゃって!使おうと思ったのに!』って言われると思ったから」
って言ったよね。
義母の言い方よ、言い方
嫁が、食材を勝手に使われると「使うつもりだったのに、勝手に使いやがって!」って言う人だと思ってる、
って、その認識の方がショックだわ