義姉🐶が来ていた日の夕方4時。
義母はお料理キットで夕飯の支度。
🐶と嫁は、リビングでおしゃべり。
【キッチン ~~ テーブル🐶】
位置的には、こんな感じ。
すると義母、お料理キットの作り方の紙を持って、コッチに来た。
嫁の隣に来たのに、テーブルの向こうの義姉に話し掛ける。
「この作り方見て、アナタだったら作れる?ニンジンを入れるタイミングが書いてないのよ」
🐶「どれどれ…肉の色が変わったら卵以外の材料を入れる、ってあるから、ここだね」
「・・・」
🐶「アナタはどのタイミングでニンジンを入れたの?」
「・・・」
義母らしい聞き方。
作り方の書き方が不親切だから、作れないって言いたいのね。
自分の理解力不足ではない、と。
素通りされた嫁は、お呼びじゃないので、スマホでも見ておく。
義姉と義母はキッチンに移動し、おかずの見聞を始めた。
🐶「ニンジンが残っちゃって、困って最後に入れたのね。
大丈夫だよ、ニンジンも食べられる。ちゃんと出来てるって」
「ああ、もう主婦も卒業したい…」
この後、義母がいないところで、この話になって。
🐶「あの時、嫁ちゃんを通りすぎて、私に聞きに来たから、『ああ、ここは私なんだ』って思った」
「私も思った!だから知らんぷりしておいた」
🐶「嫁ちゃんに言ったら、役割を奪われちゃうでしょ?」
「本当に困った時は聞かれるけどね。私に教えてもらうのは、悔しいんだろうね」
🐶「いや、悔しいって言うより、彼女の性格からして、それは”負け”なんだ」
「負け?自分が惨めで悔しく思うからじゃなくて、負けたくないの?」
🐶「そう。嫁ちゃんに負けたくないの」
「えー、私と何を競うっていうの?」
あのしかめっ面や般若顔の義母は、
老いに抗ってたんじゃなくて、嫁と競ってたってことなの?
義姉🐶ちゃん、実の娘だからって、そこまで言わなくても
続く~
蔵王チーズ、食べたいな~。
パンやクラッカーに乗せるとチーズデザートになる。
イチゴやブルーベリーはもちろん、バニラが美味しい~