続きです。

 

義母の目の前で、嫁が、口座振替依頼書を書いたのに、案の定、覚えておらず、

その保険代理店に勤務している義母の妹オッドアイ猫に、電話を掛けたようだ。

 

おばあちゃん携帯「保険会社から、口座変更をしましたって手紙が届いたんだけど、そんなことはしてないのよ。

これ、あなたがやったの?」

 

お母さん📢「違うよ、義母が変更したいって言って、一緒に手続きしたんじゃない!」

 

おばあちゃん携帯「…って、嫁ちゃんが言ってる。でも、私、全然、そんなの知らない。電話で変更してって頼んだの?」

 

あくまで、電話の向こうのオッドアイ猫に言う、義母。

 

おばあちゃん携帯「え?書類を出さないと変わらないって?ハンコも?」

 

お母さん📢「書類は目の前で書いてるし、ハンコも義母に出してもらって、目の前で押してるじゃない!」

 

おばあちゃん携帯「…って、嫁ちゃんが言ってる。でも、私、そっちの口座にはしたくないのよ」

 

嫁の言い分は、オッドアイ猫叔母さんに通じただろう。

あとはオッドアイ猫に任せ、嫁は、部屋を出た。

もちろん盗み聞きするけど耳ハッドア

 

オッドアイ猫携帯「アナタの言い分はわかった。

でもね、今までのように、しょっちゅう銀行に行って、お金を移したりするのは、難しいでしょう?

だから、年金の口座にしておいた方が、安心よ。」

 

おばあちゃん携帯「そうよ!車を取り上げられちゃったから、銀行にだって行かれないわよ!

でも、私はずっと分けてきたから、それじゃ嫌なのよ。元に戻したいんだけど、どうしたらいいの?

え?その保険は、おとめ座ちゃんの会社なの?じゃあ、おとめ座ちゃんに連絡したらいいのかしら?」

 

ちょっとガーン

親類のおとめ座さん(系列の代理店勤務)に、嫁が連絡して、変更手続きしてもらったのに、

やめてよね~あせる

 

夕飯の支度もあって、いつまでも盗み聞きしている訳にも行かず、

嫁、ここで、2階に戻る。

 

 

その後しばらくして、帰宅した夫お父さん

 

(ここからは、夫から聞いた話)

 

義母が、誰かと電話していた。

 

お父さん「ただいまー」

 

おばあちゃん「・・・電話携帯お父さんに代わって欲しいって」

 

お父さん「は?」

 

親戚の誰かなのかと思い、代わったら、おとめ座さんだった。

 

おとめ座は、夫の従妹にあたる。

 

おとめ座携帯おばあちゃんが口座が変更になってて、これじゃないって言うんだけど」

 

お父さん携帯「ああ、大丈夫。確認して変更してるのに、覚えてないだけだから」

 

おとめ座携帯「あっ、わかった。そのままでいいのね。ありがとう」

 

お父さん携帯「はい、ごめんねー」

 

 

おとめ座さん自身も、同居のおばあちゃんが認知症だった。

物取られ妄想の標的にされたことがある、と言っていた。

 

うちの義母が、認知症であることも知っている。

お父さんが帰宅したのを知って、代わってと言ったようだ。

確認を取って、義母に戻さず、あっさり電話終了。

 

お父さんおとめ座ちゃん、話し早い(笑)」

 

義母は、電話切った後、何か言ってた?

 

お父さん「え?知らん」

 

これで、義母、諦めてくれるだろうか…ドクロ