義母の電話が聞こえてきた。
また、運転をやめさせられた不満話。
一年半前のこと。
またこのネタで、スミマセン私も飽きた
「前にも言ったけど、もう、どうしようもないんだけどね」
「だってね、事故も何もしてなくて※1、警察だって免許をくれたのに、
その1か月後※2ぐらいに、大学病院に連れて行かれて。
何も知らないで※3、いきなり連れて行かれたのよ。
そうしたら、認知症だから、運転はダメですって!
自分では問題ないと思っていた※4のに、いきなりよ」
事情を知らない人たちに、いかに理不尽だったか話をしていくうちに、
より理不尽さを際立たせる、ドラマチックな展開に、記憶はすり替わって、定着している
※1 車を近所の塀にぶつけているし、車は傷だらけ。
※2 更新してから、10か月後に受診。
※3 何度、事前説明したことか。
※4 うつ期でフラフラでも自覚なく、反対しても、乗ろうとしたよね
それで、エンジンすら掛けられず、何度、嫁を呼んだ
だが、今日の電話相手は、義母の妹のS叔母。
嫁が相談していたので、事実を知っている。
「厳しく、もうダメだって言っていいよ!私が許す!」
と、背中を押してくれたこともあった
なので、電話の向こうで、訂正してくれていたようだ。
「ふん、ふん、ふん…」
小さな声の、相槌
「でも!だって!更新してだいぶ経ってならともかく、すぐに連れて行かれたのは、取り上げる為でしょう!」
2年ぐらい、説得し続けたのに、
都合の悪いところは、全カットですか
「そうやって剥奪されたら、なんなのよ!ってって思うじゃない」
悪意はなく、すり替えた内容が、本当に正しいと思い込んでいるから、厄介
以前はこれでも、『75歳での更新はしない』と言っていた。
それが、70歳を過ぎたあたりで、
『更新しなかったら、終わりでしょ?だったら、一旦更新しておいて、あとでやめる判断をすればいいじゃない』
と、言い出した。
一理あるのだが…。
そして、75歳、免許の認知症検査には、通ってしまった。
しかし、それから数か月で事故はするし、話が通じないし、認知症が怪しまれた。
”運転が危険だと、家族に言われたら、怖くなってやめようと思うものなんじゃないか?”
っていうのは、正常な脳の持ち主の発想。
実際に運転が危険になったら、やめる判断も、すでに出来ないのだ
あー、どうしよう。
私だって、将来、こうやって、抵抗するのかもしれない
『娘に判断を任せ、無条件に受け入れます』って、一筆書いておくか。
飲んだら乗るな
雨だと、夫を駅まで車で迎えに行くので、夕飯時にはコレを飲んでいる。
飲みやすくて美味しい😋