【車を手放すまで】は以前に記事にまとめたが、
そこに、書かなかったエピソードがある。
11月末
馴染みの車屋の社長が、車検の車を取りに来てくれた。
義母、ついでに、傷だらけの車をキレイにしたいと、言う。
「ざっと見たら、20万ぐらいかな。そこまでかけなくても。息子と、よく相談して」
「なんで息子と相談?私のお金よ
見積もりをください」
「こう怒るんで、義母が納得してくれれば、息子はなんだっていいです」
傷だらけの車に乗ってるのは、恥ずかしい。
運転に問題があると、傷だらけの車が物語っている。
そのせいで運転をやめるように言われるし、20万掛かろうが、キレイにしたかった。
義母のプライド。
12/5ハイ、ここテストに出るから、覚えてね
板金塗装の見積書を作って、届けてくれた車屋の社長。
無駄な仕事させて、スミマセン
「こんなに掛けなくていい。部分塗り、車検費用でやってやるから」←いい人
「車検は車検でいい。20万なら、直したい」
「だから、もったいないって。家族で会議してな!」
12/7
夫が、車屋さんから、車検の請求書を先に預かる。
(車は、まだ入院中)
12/10
「車検はまだ?」
「夫が会社のカレンダーを届けて、車検の請求書を預かってきてる。はい、コレ。
それで、塗り直してみたから、見て欲しいって。あとで行こうね」
嫁、用があったので、請求書だけを渡して、そのまま出かけた。
帰ってきたら。ご立腹だった
「どうして、修理見積書と車検の請求書の2通を、嫁ちゃんが持ってるの?
私の車なのに、勝手に、簡単な塗装の話をすすめているし!」
「今日渡したのは車検の請求書だけ。修理見積もりは、義母が5日に直接もらってるよ
」
「もらってない、二通とも、今日初めて渡されて、見た!」
「5日に修理見積りを受け取って、社長と話をしたのは、義母でしょ?
」
「ちがう!いつになったら見積もりが来るんだろうって、ずっと待ってた
」
翌12/11、車を見に行った。
「オレが行ったこと、覚えてないの?直接渡して、20万も掛けなくていい、って言っただろう?」
「ほら~、社長が来て、義母が直接やり取り、したんだよ」
義母、むすっとして、事務所に入らずに、自分の車を見に行ってしまった。
「…別途20万で修理してくれても良かったのに」
「そんな無駄なことに金は使うな」←いい人
車屋さんの丁寧な塗装を見たら、納得した、義母。
「車検も終わってるなら、乗って帰るわ
」
ところが、傷だらけの車、塗装忘れが一か所、発見された
社長!ナイスな展開
「じゃあ、ここも塗ったら、車は届けるから」
義母、2/5のことを、まるっきり忘れていた
体験そのものが抜けるのは、ヤバいよね