思い出したので、さかのぼって、書きます。
義母の車の運転で揉めていた頃。
物忘れがひどくなっていく、義母。
2020年の2月に、MRIを撮って、きちんと調べようということになりました。
とりあえず、
『検査して結果が出るまで運転を休んで』と、
お願いするも、
自分は普通だと思っているので、
「どうして?大丈夫よ」
困った嫁は、次に、
義母の信頼する内科の主治医先生に、説得してもらおう、と考えて、
「認知症が疑わしく、MRIを取ることになりまして、
結果が出るまでは、車の運転は控えたほうがいいと、
明日の受診日に、言ってもらえませんか?」
と、前日に行って、根回しをした。
受診の当日、
「ボクの父なんて70で運転を辞めたんですよ。
何かあってからでは遅いので、お孫さんのためにも、運転やめておきましょう」
「先生まで、私をボケ老人扱いするのね!」
帰りの車のなかでも…
「検査を受けて、何ともなかったら、運転してもいいんでしょ!」
「だったら、次の診察の時は、自分で運転していって、
『ほら、先生、結果は何ともなかったですよ!』って、言ってやるんだから!」
「そうね、先生も心配されてたし、結果が出るまでお休みしてね」
義母は怒っていたけど、聞いてた嫁はフクザツだった
もちろん、結果は認知症の疑いアリで、
運転はやめるように通告されたので、
その後、運転して内科に行くことはありませんでした。
認知症の診断が出てからは、余計なことを言われるから、と一人で通院するようになり。
義母は、MRIの結果や、服薬が増えたことも、
自分の口からはまったく先生にお伝えしておらず、
嫁が、自分の診察ついでに話をしたら、
先生が慌てて、義母のカルテを出してきて、書き込んでいた。
おまけに、
「そっかー、進行早いと思うからね。お金の管理とか、
大変だと思うけど、今のうちに出来ることしておいたほうがいいよ」
「お金の管理は、すでに、わからなくなってきてるのに、
かえって、ガンコになって、遠ざけようとされています(泣)」
「お嫁さんじゃ大変だから、息子か嫁に行った娘さんにやってもらいな!」
と、町医者ならではの親身なアドバイスをいただきました。