「第三者のお墨付き」・・・それは、ある商品をPRしたいときに最も効果的な手法のひとつだ。

道端ほにゃららも愛用!
皇室御用達!
ミシュラン★★★!
全米が泣いた! 
etc....


ふと回りを見渡すと、世の中はあらゆる人のあらゆる“お墨付き”で溢れかえっている。

しかしだ。
「飽きっぽく冷めやすい」で有名な僕は、この手の宣伝にはもう、飽き飽きしている。

道端ジェシカが「何ガン・オイル」を愛用しようと、
マドンナが「何ビオティック」を積極的に採り入れようと、
何ンダ・カーが「何ヨガ」をはじめようと、
グウィネス・何太郎が・・・


とにかく、僕の知ったこっちゃないのである。

そんなある日、僕の目に今までに出会ったことのない、
衝撃的な“お墨付き”が飛び込んできた。


二度見、いや、三度見、いや、七十二度見はしただろうか。

僕はあまりの光景にその場に立ちすくみ、

ふと我に帰ると無我夢中でシャッターを切った。





『大統領が食べた』


これは大変だ。


“絶賛”もしていなければ、“ご用達”でもない。

大統領はお気に召したのか、それさえもわからない。

ただただ、「大統領が食べた」のである。

「どこの大統領が食べたんだよ!」

そう揶揄する人もいるかもしれない。

「そりゃ食べるだろうよ!小食で有名かよ大統領!」

そんな心ないヤジを浴びせる人もいるかもしれない。

「だるまさんが転んだみたいにいうな!」

そういう人はさすがにいないかもしれない。

でも、この際、そんな野暮なことは、どうでもいいではないか。


大事なのは、「大統領が食べた」という事実。


そして、誰ひとり買っている人はいなかったという事実。


次の日も、“最終日”だったという事実。


もしあなたの町にこのお菓子がやってきたら、迷わずに買って欲しい。


何も心配はいらない。


だって「大統領が食べた」んだから。
いや~皆様、大変長らくお待たせしました。


お元気ですか?ごきげんうるわしゅうですか?


しばらく更新しない間に、春が過ぎ、夏が終わり、髪が足早に抜けていきました。

最近の秋の予感に、心と毛根がおセンチになっております。

色々ありますが、秋と言えば、
やっぱすツッコミの秋じゃねえのかよってことで始めたいと思います。


夏の間、僕は何をしていたかというと、
わらび餅を食べていたんですね。

ええ、わらび餅です。あの透明で丸いお餅です。
間違いありません。

何故かって気付いちゃったんですよ。

あ~好きだな~ ぼくぁ~わらび餅って好きだな~ 怖いな怖いな~って

なんかイイじゃないですかあれ。

私甘いモノはそれなりに好きなんですけど、こう暑いと、
甘すぎるモノは気が進まないんです。
あんこ系とか、生クリーム系とか、ちょっと重てえなバカ野郎ってなるんですよ。

そこでどうでしょう?

あのワラビちゃんの透明感。ほどよい甘み。控え目な態度。立ち居振る舞い。

私は毎晩のようにあの子を探し求めてコンビニを渡り歩きましたよ。

ローソン、ファミマ、ローソン、ローソン、ナチュラルローソン、そして、ローソンと。

ま~~~置いてないこと!

あるときはね、レジ前のちっちゃい和菓子スポットに稀にいるんですね。
でもほとんどの店がみたらし団子、柏餅、長友、大福、トゥーリオの不動メンバー。

おい、これを読んでいる全ての代々木のコンビニの店長!

あのコーナーはジジイババアだけのものではない!

なんや洋風スウィーツコーナーばっかり力入れやがって。

まんまるのロールケーキやら、
マンゴーをふんだんに使用したなんちゃらばかり仕入れやがって!

今すぐにわらび餅を発注しなさい。

いつもより2つ3つ多めに。

いや、もうおにぎりの列も全部わらび餅に代えなさい。
おでんの出汁の中にも差しなさい。
肉まんの隣で蒸かしなさい。
Can-camの付録で付けなさい!

それくらいの気持ちですよ。

だからね、やっとワラ子ちゃんに出会えた時の感動ったらすごいの。

もう、食べないで抱きしめていたいくらい。

一緒のお布団でウトウトしたいくらい。

仕舞には額縁に入れてモネかなんかの風景画の隣に飾ってあげたいくらい。

だから、今から言っておきます。

もしも私の身に何かが起きて、帰らぬ梶塚となった日には、

どうか、わらび餅を私の棺の中に入れてください。

よくお葬式で故人の好きだったモノをいれますでしょ?
果物だったり、愛読書だったり、お花だったり、お写真だったり。

私の場合は、わらび餅にしましょう。
棺の中いっぱいに敷き詰めましょう。
パンパンに敷き詰めましょうよ。

お餅で全身が埋まってしまって構いません。

顔だけ出してくれればそれで構いません。

最後に、つま楊枝を前歯のすき間かなんかに添えておいてもらえると助かります。

地獄で食べやすいように。

この様に、ちょっと風変わりな「わらび葬」形式にはなりますが、

厳粛な式ですので、その際はどうか皆様、

私の棺の前で、笑わないでください。



ごきげんよう。


平成22年9月16日 梶塚So-Sweet


P.S.
ま~整いません!
ブランクって怖いですね。

徐々に試合勘を取り戻していきますので、
どうか、これからもあたたか~い目で見守ってください。

ミカンが好きだ。

唯一冬の好きなところは、
ミカンが食べられること。

冬になると梶塚はコタツで丸くなり、
TVショーを肴にひたすらミカンをたしなむ。

食べようと思えばいくらでも食べられるが、
一日にせいぜい5個か6個に留める。

なぜなら、幼い頃にミカンの食べ過ぎで
全身まっ黄色になったトラウマがあるからだ。

『黄色人種の中の黄色人種、出て来いや!』

と誰かが叫んだら僕が出て行くしかない状況になるので、
それだけは避けたい。

さて、僕のミカンの食べ方にはこだわりがある。

どうせ皆さんはこうでしょう?

1.皮を剥く。
2.そのままパクッ♪

そんなのかんっがえられないっ!
まぁなんて野蛮な人たちなのでしょう?

僕のこだわり=「白いスジを全部取る」
これは誰にも譲れない。

1.皮を剥く。
2.簡単に取れそうなスジを取り除く。
3.一粒ずつにほぐす。
4.それぞれのミカンちゃんたちに
ビッシリとこびり付いている「悪の白スジ軍団」を
ひとり残らずやっつける。
5.生まれたままの姿に戻ったミカンちゃんを抱きしめる。
6.そして食べる。

そんな僕の食べっぷりを見た人は必ず言うんだ。


『そのスジが栄養あるんだよ~~』

むお~~~~~~っ!!
アホか。死ね。転べ。
起きてもっかい転べ。

一度しか言わないからよく聞きなさいよ。

『栄養を取る為にミカンを食べてるんじゃない!』


『栄養を取る為にミカンを食べてるんじゃない!』

ミカンがおいしいから食べてるのよ。
マフラーが暖かいから巻いてるし、
歌が唄いたいから唄ってるの。

だいたいミカンのスジには何の栄養があるの?
どのスジから聞いた情報なの?

まあたぶん栄養はあるんでしょうけど、
ビタミン何なの?なにパク質なの?なにフラボンなの?

答えられないなら言わないでちょうだいよ。

この腐ったミカン!ポンジュース野郎!
出来損ないのオレンジレンジみたいな顔して!

ほら、ミカン、食べたくなったでしょ?
皆さんにもこだわりの食べ方があったらコメントください。


(注)※この物語は事実に基づいて作られていますが、
著者はそこまでミカンが好きではありません。