「第三者のお墨付き」・・・それは、ある商品をPRしたいときに最も効果的な手法のひとつだ。
道端ほにゃららも愛用!
皇室御用達!
ミシュラン★★★!
全米が泣いた! etc....
ふと回りを見渡すと、世の中はあらゆる人のあらゆる“お墨付き”で溢れかえっている。
しかしだ。
「飽きっぽく冷めやすい」で有名な僕は、この手の宣伝にはもう、飽き飽きしている。
道端ジェシカが「何ガン・オイル」を愛用しようと、
マドンナが「何ビオティック」を積極的に採り入れようと、
何ンダ・カーが「何ヨガ」をはじめようと、
グウィネス・何太郎が・・・
とにかく、僕の知ったこっちゃないのである。
そんなある日、僕の目に今までに出会ったことのない、
衝撃的な“お墨付き”が飛び込んできた。
二度見、いや、三度見、いや、七十二度見はしただろうか。
僕はあまりの光景にその場に立ちすくみ、
ふと我に帰ると無我夢中でシャッターを切った。

『大統領が食べた』
これは大変だ。
“絶賛”もしていなければ、“ご用達”でもない。
大統領はお気に召したのか、それさえもわからない。
ただただ、「大統領が食べた」のである。
「どこの大統領が食べたんだよ!」
そう揶揄する人もいるかもしれない。
「そりゃ食べるだろうよ!小食で有名かよ大統領!」
そんな心ないヤジを浴びせる人もいるかもしれない。
「だるまさんが転んだみたいにいうな!」
そういう人はさすがにいないかもしれない。
でも、この際、そんな野暮なことは、どうでもいいではないか。
大事なのは、「大統領が食べた」という事実。
そして、誰ひとり買っている人はいなかったという事実。
次の日も、“最終日”だったという事実。
もしあなたの町にこのお菓子がやってきたら、迷わずに買って欲しい。
何も心配はいらない。
だって「大統領が食べた」んだから。