仕事を探しているとき、姑は


「事務なんて探してるからないんだ。それに給料安い」


と言って、ブツブツ言い出し、外ではさぞかし上品ぶった話方をしているのに

一歩家に入ると、途端にそんな口調になる。


「どんな仕事でもいいから早く稼ぎに行け」


と言い、ある日、夫に


「私は今日内職をして少し稼いだのに、そいつは何にもしなかったから

そのみかんの皮でもやっておけ」


と言い、夫は言われたとおり、私にみかんの皮を放りなげたことがあった。


私は、その時、もう姑の怖さにおののいて、腹がたつより、とにかく怖かった。

働かなければ、仕事を早く始めなきゃと思い、そこらあたりのトラウマから

今の働かなければいけない お金を稼がなければいけないと思うようになった

気がする。

ある日、姑は私に


「なんで事務がいいんだ? 泡だらけになるだけで一杯稼げるのに!」


と言い、「でもそんなことさせたら、向こうのおっさん(私の父)が怒ってくるかな」


と言った。


今から考えてみるとどうしてその言葉を聴いて腹がたたなかったんだろう?

そこまで言われてただ恐ろしさに震えていただけだったなんて・・・・・


きっと若かったのと、今までそんなことを言われる人に会ったことがなく、言われる

ことがすべてと思ってしまったんだと今から思う。