追い詰められているときに人からかけてもらった言葉、耳にした言葉というのはいつまでも脳裏に刻まれるもので・・・
終わりにするつもりでいました
準備も整えていました
少し風の温んできた3月末のことでした
そのときふとラジオで聞いた打越元久さんの言葉を忘れません
「人間生きてたらおもろいて
涙流すんもたのしなる
いやホンマやて!」
短い言葉でしたが
打越さんの体験と実感がこもっていて
すしんと胸に響いたのでした
あれから20年近くたって
まだかろうじて生きています
もしもあの時諦めていたら 決して体験できなかったこと
決して体験できなかった数々の想い出は
打越さんのあの言葉から始まっているといっていいのです
言葉で人は生きながらえられると
改めて思うのです