三井不動産のテレビCM。
世界で最も好きな道は、帰り道。
三井に住んでいます。
素晴らしいコピーだと思います。ボクは、こういうのがすごく好きな人種なので。
だけど、本当にみんなが共感できて、三井に住みたい、と思うのかな。
これは、作り手の問題ではなくて、
今回のように、「三井に住むことを素晴らしく描こう」と決めた、オリエンをする側の問題じゃないかなと
思いました。
オリエンをする側、というのは、
クライアントでもあるし、広告代理店の営業でもあるし、ボクらのようなプランナーでもありますので、
自戒の念もこめて。
多分、三井に住んでる人は、三井に住んでるから、すげー快適!とかって思ってないし、
三井に住んでるから、帰り道が一番好きな道だとも思ってない。
なんだろうな、生活者のコトバになってないから、違和感があるのかな。。
だから、かどうかわからないですけど、
ボクは、あのテレビCFをみて三井を検討してみようかなって思わないなぁ。。
残念ですけど。
三井は、お客さんにそう思ってもらおうと思ってやってます、
という宣言的な広告だったらわかるんですけどね。
あくまでユーザ目線でやるのならば、
もっとリアリティを出した方がいいと思うしなぁ。実際のユーザが出てくるとか。
それも、気をつけないとベタベタなものになるので、演出というかトンマナの管理はすごく大事だと思いますが。
そしてもっというと、やっぱり三井に住もう、とか、検討してみようかなって思うのは、
やっぱり、個別の物件しだいだと思うので、
三井のブランディングは、いまのようなイメージ訴求から入るじゃなくて、
ひとつひとつのファクトというか、事実、
つまり、「売っているもの」をベースに、
やってくのがいいんじゃないかなぁと思いました。
※というか、その両輪でやるんですよ、っていう設計図を描いていて、それの一旦として、
ボクがみたテレビCFをやってらっしゃるってことかも知れないですけどね。
決して誰かを否定しているわけではないんですけど、
ついさっき、テレビCFを見ていて、違和感を感じたので書き留めました。
こういう耐久消費財のブランディングをするのにあたっては、
ファクトベースのほうが強いのでは?ということと、
イメージ醸成のためのテレビCFをやる場合でも、誰目線でやるかで結構違うな、と思ったので。
