子育てをしている、お母さんたちに。
ボクはまだ子どもはいないのですが、
小さいお子さんをもつ主婦の方たち向けの商品を扱うことが多かったので、
主婦の子育て系のインサイトを探ることが多くありました。
例えばグループインタビューでは、100人を超えるお母さんたちの声を聞いたと思います。
そんな中で、子どもがいないボクでもなんだかすごく共感したインサイトがあります。
例えば、この写真を見て何を感じますか?
ああ、わが子も自分ひとりの力で、歩き始める歳になったんだなぁ。
と、わが子を誇りにおもいたくなる。
みたいなのが、一番に上がると思います。
子育てをしている主婦にとって、
子どもの成長を実感できる、ということは格別なことだと思うので。
だけど、それをもっともっとお母さんたちに刺さるものにするためには
もうひと工夫必要かなと思います。
それは、我が子の自立を、成長を、誇りに思いたくなるという背後にある、
子どもが自分の手を離れていくことへの「寂しさ」をも表現する、ということです。
その意味で、素晴らしいと思ったのは、ある車のキャンペーンのコピー。
ちょっと何の車か忘れちゃいましたが・・・
走れ、家族の季節。
このコピーには、
家族が、最も家族でいられる時間、というのは限りがあるから、
その限りある時間/季節を、めいっぱい家族で走り抜け、
というメッセージが込められていると思います。
だからこそ、子育てをしているお母さんの気持ちを動かせたんだと。
そんな、我が子の自立を誇らしくも思えるが、同時に寂しくもある
といった、相反する気持ちを掬ってあげられるコミュニケーションフレームができると、
めちゃ強いブランドになる気がします。
そんなブランドを作りたい。クライアントと一緒に。
そう思います。
