AKBヲタ卒業を考え始めたはのは紫帆里生誕が終わってすぐくらいでしょうか。

生誕祭直前に大組閣祭りということで大島チームKも解体がきまり、紫帆里ちゃんが直接大きな異動は無かったものの、近野さんのJKT48への移籍や野中さんの卒業発表などファンとしてのモチベーションが下がることはあっても上がる要素は全くありませんでした。その頃あたりからヲタ活はしていてもなにかと不満ばかり口にしていたような気がします。

国立競技場のAKB単独コンサートも死角席から見ていましたが全く気分が高まることはないまま終了。何せ箱が大きすぎるので楽しめなかった。翌日に国立競技場から徒歩10分もしないところで開催されたスパガの握手会の方が高まったくらい(^^;

4月に入ってHKTのコンサートとかリクアワを通しで観たりしたが満足感を得ることはできず。その間にちょっと顔を出したBerryz工房の個別握手会で熊井ちゃんの衝撃の方が強かったくらい。西武ドームの全握2日間も1日お休みしてTPDのリリイベを観に行ったりと、48Gで満足できない気持ちをほかのアイドルさんで補填するような状態になりつつあった時期でした。

大型連休直前の個別握手会2日間は楽しく過ごしてからの大阪遠征だったんですが、その遠征直前に近野さんが出演するため向かった下北FMが大きな転換ポイントになったのかも知れません。

下北FMでは近野さんが国内のイベントが最後になるのではないか?とも思えたので元々は観覧する予定ではなかったところを調整して向かいました。会場で整理券を受け取って少し時間をつぶしてから再度入場列を作ったあたりで、当日出演するアイドルグループの1人がフライヤーを持って配り始めた。

ちょっとぽっちゃりした感じのカワイイお嬢さんでフライヤーを貰った時にちょっとがっついて無銭絡みを炸裂させたりしてたんですが、その時のお嬢さんがメグリアイの佐々木澪ちゃんだったんですよね。本人にも出番の時は注目するよ♪なんて言っていたのですが、いざ澪ちゃんが出番になった時に目を奪われたのが岡崎みさとちゃんと椎名七海ちゃんだったんですよね(^^; その他スルースキルズとか所謂ライブアイドルさんを観る期会がそこにあったのは個人的には大きな収穫でした。

その直後に大阪写メ⇒握手会と遠征してからの関東個別とめっちゃ忙しい状況ではありましたが、楽しかったか?と言われると必ずしもそうではなかった気がします。

5月6日の握手会の7部、紫帆里ちゃん最後の1枚で向かった時のことです。連休最終日の7部ということで、客も疎らで紫帆里ちゃんのレーンはスカスカな状態で周りも殆ど人が居ない。辛うじて数本隣の佐藤すみれレーンに数人のヲタクが並んでいる様子でした。

受付を済ませ紫帆里ちゃんに向かっていたとき、すみれレーンに並ぶヲタクが紫帆里ちゃんに無銭絡みしていたところでした。私が紫帆里ちゃんの前に立った瞬間に彼女が言った何気ない一言が私にはとても辛く悲しい言葉として身体に刺さりました。

紫「すみれのファンの人たちと話してると落ち着くんだよね~。もう5年の付き合いだから」

本当に何気なく発したのかもしれませんし、1年前にこれを言われていたなら私も特になにも思わずやり過ごしたかもしれません。でも目の前にあなたの握手券を購入して前に来ているファン、いやこれまで総選挙なり生誕祭それ以外にも何かと手間暇金をかけて応援してきたヲタクに向かって感謝のひとことを言うことも無く、あなたのために同じような手間暇金をかけているわけでもないすみれ推しのただ昔話しかできないような奴らの方が上位のような口ぶりに私は一気に気分を害してしまい一言だけ

も「たかだた応援し始めて2~3年(のファン)で悪かったな」

と大人げなくも発してしまった。というかもっとキツ目なことを言いたかったのを何とか抑えての一言でした。それを聞いた彼女は一瞬言葉を失ってから最後に

紫「・・・げっ」

と言って終了。

なんか応援していること自体が馬鹿馬鹿しく思えた瞬間です。
その数日後の写メ会も楽しいなんて気持ちにはなれず、ただ消化しただけという感じでした。

そんな中でも新体制横山チームKのRESET公演に早々と当選した5月16日、久々の紫組3連番で意気揚々と劇場に向かって暇を持て余していた時に、これまた大きな出会いが有りました。

Sweet☆Honey(スイハニ)と名乗る女の子たちがカワイイ衣装を着てビラ配りをしていました。それを後ろからずっと眺めながらたこ焼きを食べてからのしばしのお話しタイムがはっきり言って公演より盛り上がった。

RESET公演は楽しかったのですが、新チームという目新しさと兼任メンの兒玉ちゃんや山本彩が居たりとか盛りだくさんだったからというのが正直なところ。紫ちゃんより阿部のほうが断然良かったし。

そして岩手のあの事件の影響による公演の中止と握手会延期というタイミングで私の中でほんの少しだけ繋がっていた48Gへの気持ちも切れてしまいました。ただ、色々と心配なところもあり48Gの全てを捨てようとまではその時は思っていませんでした。

そんな時、初めてスイハニちゃんの出演するライブに出向いたことと、メグリアイ岡崎みさとさん生誕祭に行ったことで今まで忘れていたような昂揚感や充実感を得られたのは事実です。48Gの予定がどんどん延期になっていく中でメグリアイとスイハニちゃんで今までのストレスを全て発散できていくのが手に取るようにわかった。

それでもまだ48Gの思いは少し残っていた(と思い込んでいる)私に6月16日のRESET公演の当選通知がスイハニちゃんのライブ終了後に着信。今まで何度も当選通知を受け取ってきましたが今回の当選通知は一番高まらなかった。その時点でもう本当は48Gへの気持ちは無くなっていたんではないかと思った。

16日は友人と連番で入場し、悪巡ではあったもののステージが見渡せる上手2段目の立ちスペースで観覧。メンバーも前回と兒玉ちゃんが変わったくらい?でさほど違いは無かったのだが、物々しい警備や最前列をつぶして柵が設置されたり両脇の花道を使用しなかったりと私の中ではマイナス要素しかない公演でした。

そして、何時ものように紫ちゃんロックオンして観ていたのですが、今までと全然違う見え方になっていました。いわゆる推し補正が解除されていたんだと思うんですが、ステージ上にいる紫帆里ちゃんが全然輝いて見えない。それどころかほかのメンバーの方がどんどん良く見えてくる。ユニット曲が終わってから以降は阿部ともえきゅんしか見てなかったような気がする。彼女たちの方が紫帆里ちゃんを見ているよりいい感じだったから。

こんな感じでRESET公演を見終えた段階でもう積極的に48Gの応援をするのはやめようと思いました。推し変してまでしがみつく気にはなれなかったので。もちろん、紫帆里ちゃん以外にも沢山好意に思っているメンバーはいるし、握手会とかでも楽しませてもらっているメンバーちゃんは山ほどいるけどそこに未練はない。

それより私の応援を必要としているアイドルさんが居るということに改めて気づいた感じです。