エンディングノートは

終活の第一歩とも言われていますが

それには2種類あると思うのです。

 

一つは、自身が亡くなった時

遺された人のために書くもの。

二つ目は、これから先の自分自身のためのものです。

 

遺された人のために書くものとして

エンディングノートには

病気治療や介護・葬儀やお墓

保険・財産・相続についてなど

自分の希望や伝言などを記す項目が

入っています。

 

これは極々一般的なもので、

最初に書いた、

自分が亡くなった時に遺された人が

困ることは千差万別です。


エンディングノートを書く人に

一番考えていただきたいことは

自分が亡くなったとき

誰がどんなことに困るのかを

できる限り考え、その解決策を

遺すことではないかと思うのです。

 

例えばお子様が赤ちゃんなのか

小中高生なのか、大学生なのか

成人しているかによって、

また、自分が父親なのか母親なのかによって

「お子様」が困ることは

まったく違ってくるのです。

 

仕事のことでいえば

私は生命保険を仕事にしていますが

私が急に亡くなったとします。

保険会社と契約をされているお客様は

保険会社がフォローすることができますが

現在進行形で話が進んでいる方については

私がその対策をしていなければ、

お客様からのお申し出がない限り

どうにもすることができません。


「自分だけしかわからないこと」を

多く抱えている場合は

誰に、どんな迷惑がかかるのかを

想像し、対策を考えることが必要です。


これから先の自分のために、というのは

実は、残された人のために書くことで、

これから自分が何をすればよいのか

何をしたいのか、わかってくることが

多くあります。

それを意識して、

講座に参加していただけたらと思います。


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エンディングノートを書くことは

そんなに難しいことではありません。

でも、それをひとりではきっかけを作れず、

書き始めることができなかったり、

ノートを選ぶのが難しかったりで、

先延ばしになっている方も

多いのではないでしょうか。


エンディングノートは

全部を書きあげる必要はありません。
ご自分が特に気になる項目

書きたいところから

書き進めていけばよいのです。

エンディングノートには

法的な効力はありませんので

気持ちが変わったら

またいつでも書きなおせばよいのです。

 

エンディングノートは完成させることを考えるより

まずは書きはじめることが

大事なのではないかと思うのです。



はじめて書くエンディングノートの講座
(zoom開催)
日時:2022年3月27日(日)20時〜22時
参加費:4,400円
定員:5名様(残席3)
エンディングノート1冊込み(定価1,100円/税込)

エンディングノートを郵送しますので、
お申込み締切は、3月20日です。

使用するエンディングノートには
以下の項目があります。
■自分の経歴などについて
■健康状態や介護について
■財産(不動産、年金、保険など)について
■葬儀、お墓について

その他、自分の棚卸しをするための
自分年表シート※をPDFで差し上げます。

はじめて書くエンディングノートの講座の
お申し込みはこちらのフォームより
お願いいたします。



 

 

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