盲導犬は、信号の色を見分けられません。
信号を渡る時は、利用者さんが指示を出しています。
もちろん、利用者さんは信号を見分けることはできません。
盲導犬と利用者が信号を渡ろうとしていたら
どうか、声をかけて差し上げてください。
「信号は青ですよ」とか、
「一緒に渡りましょう」とか。
「信号で声をかけてもらえるのは
涙が出そうになるくらい嬉しい」とは
ある利用者さんの声です。
車の往来が多い場所では
その動きを利用者が感じて
盲導犬に合図を出して信号を渡るそうです。
でも、車が少ない信号ではそのタイミングを知ることは
とても難しいそうです。
盲導犬が一緒だから大丈夫!と思わず、
利用者さんの肩か、腕にそっと触れて
上記のような声掛けを
ぜひ、お願いします。
利用者さんに声をかける時に
知っていて欲しいのは
盲導犬に触れたり、声をかけたり、
目を合わせたりしてはいけないということです。
仕事中の盲導犬の注意を逸らしてしまい、
利用者さんの安全を守ることが
できなくなってしまう可能性があるからです。
毎回のことですが、
この「待つ」姿にいつも感心させられます。
保険難民のための保険アドバイザー 平原美津代
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