もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
著者 岩崎夏海  ダイヤモンド社

を読みました。

ストーリー仕立てで読みやすく、一気に読破できましたひらめき電球

しかもこの本、読みやすいだけでなく、内容も凄いアップ

まず、主人公「川島みなみ」の考え方が凄い!
主人公は、野球部を甲子園に連れていくという目標をもってマネージャーになるのだが、
それは夢でも願望でもなく、明確な目標だった。
野球部を甲子園に連れて「いきたい」ではなく、つれて「いく」と決めた。
という所ビックリマーク
なにをするにしても腹をここまでくくれる人は凄い!!

次に内容のほうも色々と気付かされるないようで

キャデラックの例で出てきた「我々の競争相手はダイヤモンドやミンクのコートだ。顧客が購入するのは輸送手段ではなくステータスだ。」という所は、企業が提供するサービスを通じ、お客様にどんなメリットを与えるのかが大事だと気付いた。
お客様はサービスを購入するのではなく、そのサービスを通じて得ることのできる満足を購入する。

「マネジメントは生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果をあげさせなければならい。
仕事には働き甲斐が必要で、働き甲斐を与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。
①生産的な仕事 ②フィードバック情報 ③継続学習が不可欠である。」
このなかで出てくる生産的な仕事とは責任感ややりがいのある仕事ということらしく、人のモチベーションを高めるには最も大事なことだと感じた。

「成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備が出来ていなければ、機会は去り、他所へ行く。」

「人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり脅威である。しかし人は、これらのことのゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結び付け、人の弱みを中和することにある。

人は最大の資産である。 」

「仕事を生産的なものにするには、四つのものが必要である。
①分析 仕事に必要な作業と手順と道具を知らなければならない。
②総合 作業を集めプロセスとして編成しなければならない。
③管理 仕事のプロセスのなかに、方向づけ、質と量、基準と例外についての管理手段を組み込まなければならない。
④道具」

「働き甲斐を与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。」

「イノベーションの戦略は、既存のものはすべて陳腐化すると仮定する。したがって既存事業についての戦略の指針が、よりよくより多くのものであるとすれば、イノベーションについての戦略の指針は、より新しくより違ったものでなければならない。イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的にすてることである。」

「マネジメントの正統性とは、人の強みを生産的なものにすることである。それが組織の目的である。組織とは、個としての人間ひとりひとりに対して、何らかの貢献を行わせ、自己実現させるための手段である。」

「成果とは百発百中のことではない。それは曲芸である。成果とは長期のものである。まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難な事、くだらないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは意欲を失わせ、士気を損なう。人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。」

「集中の目標 出来ることは限られている。何かに集中し何かを捨てる必要がある。」

「組織構造は、組織のなかの人間や組織単位の関心を、努力ではなく成果に向けさせなければならない。成果こそすべての活動の目的である。」

「成果中心の精神を高く維持するには、配置、昇給、昇進、降級、解雇、など人事に関わる意思決定こそ、最大の管理手段であることを認識する必要がある。それらの決定は人間行動に対し数字や報告よりもはるかに影響を与える。組織のなかの人間に対してマネジメントが本当に欲し、重視し、報いようとしているものが何であるかを知らせる。」

なんて感じです。
自分でも自分に必要なことだと思った内容を書き留めました。

最後には感動あり、涙ありで実に面白い本でした音譜

ビジネス書に興味があるけど、ちょっと・・・
って方にはホントおススメですチョキ



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