※エンパス体質の方にとって、この記事の画像はキツいかもしれませんので、エンパスのご自覚がある方はご注意くださいm(_ _)m
串良に戦時中の施設が残っていることを知ったのは、数ヶ月前の事でした。
こんばんは。
しーちゃんです。
昨年、祖母の弟が真珠湾攻撃で戦死していた事を知ってから、戦争について断続的に調べています
真珠湾攻撃についての話し合いが行われた場所が鹿屋基地だった事から、鹿屋についても調べたりしたんですけど。
その中で、串良に現存する施設を知りました。
(地下壕の出入口 外観)
先月、同じく鹿屋市にある『桜花の碑』に行った時、こちらの地下壕第一電信室にも来ようと考えていましたけど
怖くて
断念
昨日、すごく突発的に、行ってみました。勢いで行かないと、たぶん行けなかったと思う
16日(月)から、改めて鹿屋の戦争関連の事をネットで調べて、17日には串良の施設について事前に画像を見たり、YouTubeにあがっていた動画を見たり…
画像でも動画でも『…』←こんな気分。
動画はツラかったです。
涙出てくるし
そして昨日。
晴れてるし。行こう!と。
こちら、地下壕なので、晴れた日じゃないと厳しそうだったんですよね。気分的にも晴れた日が良いし
駐車場に到着して、駐車場からの見た感じで
一人で地下壕に降りるのか…。
いや、無理じゃない?こわっ!!!まじか!!!!!ヤバいわ
葛藤。友人に駐車場からの写真を撮って送る
とりあえず車から降りる。
事前にネットで見た説明の看板(1枚目)を見て
出入口を確認。
恐る恐る…階段の所まで来る。
目が慣れるまでは、画像以上に暗かったです。
もう、ここの時点で
カエリタイ…
仲間の最期の電信を受け取らなければならなかった方々の気持ちだったり
無念とか
不甲斐なさとか
恐怖
無力感
怒り
なんか、表現出来ないけど
色んな想いが残っていると感じました。
ぶっちゃけ、ここまでで次の場所に行こうと思った
でも、ここで帰ったら後悔しそうだった。
地下壕だから、勝手なイメージだけど
ジメジメした空気感?匂い?と思ってたんだけど、下から漂う匂いが
なんかね~フローラルな いい匂いだった
柔軟剤で嗅いだことがありそうな匂い。
え?なぜ?と思ったけど
地下に降りる!と覚悟を決めて階段を降りて
やっぱり、気のせいではなく
いい匂い。
地下だから、階段の途中からはヒンヤリ。
そして、水滴が滴り落ちていて、所々に水溜まり。
壁をよーく見てみると
あ、木目だ。と気付きました。
天井も、あ。木目だ って。
地下の写真を撮ることはダメだったので、撮ってませんけど、知りたい方は
『地下壕第一電信室』や『串良 地下壕』で検索されると出てくると思います。冒頭でも記載しましたが、エンパス体質の方は、注意して下さい。
※写真を撮ることはダメと言うのは、写真撮影を禁止されている場所と言う事ではなくて、私が写真を撮る事が駄目だっただけです。
入ってきた入り口とは反対側にある出入口から出る時に
ご飯をきちんと食べることができること
夜、何事もなく(空襲の心配etc) 眠ることができることetc
なによりも
いつ自分が死ぬか、いつ仲間が死ぬか分からない恐怖がないこと
それが、本当に幸せなことなんだと
それを忘れないで
って言われました。
今あるものが『当たり前』になってしまうと
感謝すら生まれにくくなってしまうけれど
今ある『当たり前』が
些細な日常が
本当は幸せな事なのだと
それだけで、ありがたいことなんだと
時には思い出していけたら良いですね
この施設は、また伺おうと思います
私の誓願の一つが
戦没者の慰霊なので
ではー!
しーちゃんでした。