さて昨日の映画、大変良い映画でした。
『東南角部屋二階の女 』
ヒトそれぞれに、それぞれの人生がある。
背負ってきたもの、これからの未来。
とあるアパートに入居した3人の生活を通し、
彼らと、その周囲の人たちが踏み出す「これから」。
若い人も、おじさんおばさんも、おじいさんおばあさんも、男も女も、
一人ひとり違う、積み重ねてきた過去があって、
今があり、
今を踏みしめて、
未来へ足を踏み出していく。
監督さんの初監督作品だということと、
題名やフライヤーが、見るからに地味ということで(笑)
期待40%、不安60%で挑んだのですが、
いやー、すごく良かった。
地味ながらに、分厚い。重量のある内容でした。
(重いって意味ではなくて)
ソビー的、歴代に残るヒットでございました。
それにしても、頑張って映画観にいって良かったー!
久々に、自分らしい気分転換ができた。
映画の内容はもちろんのこと、
ひっさびさに電車とバス使って、
駅や車窓、車内の景色や音、風景を感じて、
映画観たあと、目的なくふらっと歩いてみたり、
ちょっと寄り道してみたり・・・
自分時間で、自分wayで過ごした一日。
ココロとアタマのデトックスをして、パワーチャージまで出来た感じ!!
病み上がりで疲れもしたけど、
やっぱキモチが元気だと、身体の不調も乗り切れる。
そいで、
やっぱ風邪と普段の体調不良って別モノなんだなー、とも感じたり。
(そうそう、帰りのバスで
何の気なく吊り革持って立ってた自分に気付いて、
高校のときより元気になったこと、
そして当時よっぽどしんどかったんだなー、と振り返ったり。)
っちゅうわけで、
今日はちょっと昨日の疲れが出ながらも、
淡々着々と気になっていた用事も済ませ、
何だか明日が楽しみな夜を迎えて。
・・・明日が楽しみな夜なんて、久々だなー。
明日何の用事もないんだけどな(笑)
人と会う“楽しみな予定”があっても、
「途中で体調崩したらどうしよう」っていう不安だとか
「身体キープしなきゃ」っていう緊張感があるもんねぇ。
なんだかねぇ、そういうのが取っ払われてる。
ありがとう、映画。
ありがとう、映画を創ってくださった人々。
そして、ありがとう、映画に行かせてくれた家族の者たちよ。
夜遅いので、今日はここでおしまい。
おやすみ。
