「日本の英語教育は、文法ばっかで実践的じゃない」
と言われますが
昔、まだ日本での英語教育が始まったばかりの頃、
教材を作成していた当時の英語指導者・研究者達は
自らの学習・研究過程で、常々こう感じていた。
「文法って、英語を理解し説明するのに、
なんて便利な、応用の利く考え方なんだろう」
知識を深めれば深めるほど
日々その思いは増大、
やがて確信となり
「学習者が、英語をより良く習得するため
効率よく、理解しやすいように、分かりやすいように…」
と、
文法を会得しやすい構成に
教材を作り上げました。
…そういうことなんじゃないのかなぁ、と
今日、ちょっと思ったりしました。
(※上記の物語はフィクション、むしろ妄想です)
実際、年齢が上がってくると
【カテゴリー分け】等、
机上で整理しながら学習するほうが
理解されやすい、との研究報告があるとか。
英語圏の教育従事者が見る
「日本人留学者の一番の弱点」は、
《文法の不出来》だそうです。
第二言語習得研究は
まだまだ始まって40年ちょい。
未来は明るいですな!