栗の実が、旬を迎えている。

秋なのだー。


栗の木が、会社の敷地内にある。

会社の敷地内っていうと、語弊がある。

ウチの会社は、ある公的研究機関の敷地を

間借りしている立場。

だから、その公的機関の敷地内に栗の木がある。


ビバ・片田舎。

…………なのか?


かかさず栗を拾っていた、施設安全課のゲンさん(仮)。

今は、もういない。

今年の春に出向が終わり、ご自身の会社へとご帰任。


最近、そこの栗を拾っている、

見知らぬオジサマ達がいる。

(多分、公的機関側の職員。)


現・施設安全課の課長は、言った。


   ゲンさんの栗の木が、荒らされている!

   もとい、

   ウチの会社の栗の木の下に人が出入りしている!

   (公的機関の敷地内の木ですけど。)


   施設安全課として、安全を守る義務がある!

   栗の木の下に

   『マムシ注意!!近づくな、危険!!』

   って、立て看板出さなきゃな!

   (公的機関側の木です。)


   ゲンさんから、そう引き継いだし!

   そうだ、他にもこの施設内に栗の木が無いか、

   調査しないとイケナイな、安全の為に!

   (公的機関側が管理してる敷地です。)



あ、調査するなら、ついでに、山菜とかキノコとかも

調査 掛けて下さいネ、施設安全課の課長ー。


大きな栗の木の下で。

アナタとワタシ。

仲良く、遊ビマショウゥ。


↓よろしければ、クリックをお願いします…。