3月末日付けで、大量の社員が、自分達の会社へ帰る。

帰る社員の心境はサマザマだ。

早く、自分の会社へ戻りたい人もいる。

ここは田舎だし、エンもユカリも無い土地だからだろうか。


また、ウチの会社は雰囲気が独特だから、そのせいかもしれない。

複数企業の人達の中で、協業するって、ポジション取りが難しい、とかね。



逆に、帰りたがらない人もいる。

一体、何のハネを伸ばしているのやら。


また、帰りたくても帰る場所が無い、との説もある。

出向元で受け入れてくれる部署が無い、らしい。

笑えない。

定年退職までウチの会社に在席してネバる?
あと5年しか運営しませんケド…。



そんなワケで、企画部 ゴルフ 部長 が最近ヤケに大人しい。

どうも、帰りたくない人のよう。

3月末日でウチの会社への出向解除で帰任と共に、
ご自分の出向元会社を定年退職される。

サラリーマン生活をご勇退だ。

単身赴任だったので、退職後は、関西のご自宅で奥様と2人暮らしに。

どうも、そのアタリの理由で、ゴルフ部長のテンションが低いのだ。


ゴルフ部長は、乾いた笑顔でこう言う。

「退職金は、夫婦半分ずつだと思っていた。妻は全部妻のモノだと思っている。」
 
「もう、何もやり残した事はないなァ…(哀愁)」

そんな事言わずに、奥様と歩んで下さいよ、第二の人生を…。

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