数学は
解らないからおもしろかった
大学以降の数学は
高校までの数学とはぜんぜん違くてね
たいてい一般の人は
数学科っていうと
計算ばかりしてるイメージみたいなんだけど
数学をするっていうのは
ただ単に計算することではないんですね
実際は
物理科や化学科や工学部のほうが
圧倒的に計算量多いでしょ
んじゃ数学って何することなのか
っていったら
“神さまと対話すること”
なんじゃないかと思っています
神さまみたいな存在の言ってること、
理解するなんて尋常じゃなく難しい
でも
そんな、簡単には解らないことを
あれこれ考えることが楽しかった
でも今はどうだ
わからないことを
考えるのは死ぬほど楽しい
だけど
その膨大な量があるってのに
提出までの時間はわずかで
本当に限られてる
時間に追われ、
数学科のときのように
わからないことを楽しむ余裕なんてないんだ
学問を楽しめなくなったら終わりだ
どうか神さま
神さま
僕の頭にいる神さま
わからないことを楽しむ自分を
自ら失いませんように