今まではどちらかというとリードギタリストを紹介してきた
(スナフキンは異なるがw)
派手にギターソロを取るギターリストも確かにカッコ良い。
しかし、ひたすらリズムに徹し、バッキングを刻むギタリストの姿も私は
カッコいいと思うのである。
今回ご紹介するのはあのM・シェンカーの兄であり、彼もデビュー時に
在籍していたスコーピオンズのギタリスト、ルドルフ・シェンカーである。
彼はB・サバスのT・アイオミと肩を並べる「リフマスター」として有名で
HM/HR界の名リフを多く生み出している。個人的に好きなリフが多いアルバムは
下記2つかな。
上記が収録された「禁断の刺青/原題:Love at First Sting」にはキャッチーなこの曲
名バラードのこの曲が収録されており、個人的に好きなアルバムだ。
特に「Big City Nights」はルドルフがソロを取っているのだが、PV上ではソロの
最中でもひたすらバッキングを行っている映像が映っており、しばらくルドルフの
ソロだとは気が付かなかった(笑)
スコーピオンズが世界的に売れ出した(商業的にはアメリカマーケットで)のは
3代目のリードギタリスト、M・ヤプスが加わってからであろう。
それまで、ウリ・ロートとルドルフが作る曲も割と暗い曲が多く、商業的に成功を
収めるよりハードでキャッチーなリフの曲を書くようになったのは1980年代に
入ってからである。(個人的には「カロンの渡し守」とか好きだったけどね)
上で挙げた、「Blackout」と「Love at First Sting」というアルバムはルドルフを
まさにリフマスターと言わせるに至ったアルバムだと思う。
ちなみに白黒ツートンのフライングVはマイケルとルドルフのどちらが最初に
考えたの?弟のマイケルの方がデザイン的にはカッコいいけど。