何故そういうタイトルをつけたのか、とても疑問なのだが…

原題を直訳すれば「浮気」または「不誠実」だ。


R・ギア演じる夫のエドワード視点から見て「運命の女」なのか、それともO・マルティネス演じるポールの視点から見て「運命の女」なのか、はたまた両者の視点を指しているのか…

まぁ、結論から言えば不倫映画なのだが、妻を演じるD・レインが本当に美しい。かたや夫を演じるR・ギアの愛も献身的で観ていて本当に悲しくなる。またO・マルティネスは浮気相手

としては最高な遊び人を演じている。絶妙な配役、演技をしている。

ちなみにSEXシーンって基本的に脚本がないらしく、演技は女優任せなのだそうで、女優の

プライベートのSEXがモロに出ているのだそうだ。だからプライベートでSEXの経験が少ない

女優は監督からダメ出しを食らい、そういう経験を積む為にワンナイトラブを経験する事も

あるとか…(あ、ハリウッドの話ね)

でも「ナインハーフ」とか「危険な情事」とか一時期、不倫映画ってたくさん作られたけど、

ハッピーエンドの不倫映画って1つもない。誰か1つくらい作ってもいいと思うんだけど。

ご多分に漏れず、本作品もハッピーエンドとはならない。
ネタバレになるので書きませんが、バッドエンドになった時、一番不幸になるのは

本人達ではなく、家族(特に子供)。

物語の中で大体どちらかが気が付き始め、関係を終わらせようとするんだけれど、

その頃には相手がもうゾッコンになっていて引き下がれない状態になっている。

映画は大体そんな感じ…

遊ぶならお互い綺麗に遊べたらいいですね(笑)

私には遊びどころか真剣な恋愛相手すら見つけられない(涙)
 

いと悲し(笑)