ジョージ・リンチはLAメタルバンドの中では若干遅れてデビューした感はあるが、
実力はそれまでにデビューしたバンドのどのギタリストにも負けず劣らずの実力者
である。
ドッケンというヴォーカリストのドン・ドッケンの名前を冠したバンドのギタリスト
であったジョージ・リンチはドン・ドッケンとはとにかく仲が悪かった事で有名(笑)
ちなみに初期のドッケンには後のラットのベーシストのJ・クルーシェ、ギタリストで
あるW・デマルティーニはデビュー前も在籍していたらしい。ウォーレンとジョージ
仲良しだったしw
彼の素晴らしいところはどんな嫌いな相手(笑)との共作でも素晴らしいソロを奏でるところだと思う。決してテクニックをひけらかす訳ではなく、楽曲の素材を活かすソロを奏でる。
私が特に素晴らしいと思う曲を幾つか挙げると
・Alone Again
・In My Dreams
・Dream Warriors ←エルム街の悪夢に使われた曲です
またG・リンチのギターソロで有名な曲と言えば
・Tooth And Nail
・Mr.Scary
です。
ドッケンは本当にコーラスとか曲が綺麗でメタル、という拒否感持たず聴いてもらえたら良さがわかると思います。
YouTubeで
D͟o͟kke͟n͟ ͟G͟r͟e͟a͟tes͟t͟ ͟H͟i͟ts͟ full album Vol 1🇺🇸
または
Dokken - Greatest Hits - Full Album
で検索しても色々楽曲は見つかりますので興味がある方は是非ご視聴ください(笑)
この「Bus Stop」という曲は1966年のホリーズの名曲のカヴァーですが、G・リンチのギターではないのですが、名曲を忠実にコピーしていてカヴァーの出来としては一番かと思います。
不思議と実力者ながら、オジーのバンドのオーデションの合格を取り消し(代わりにジェイク・E・リーが登用)となったり、他のビッグバンドからも誘いがあってもうまくいかなかったりと不遇な運命だが、私個人はこの人はビッグバンドに加入するより、自分のバンドで道を切り開く
タイプの方が合っているような気がする。
意外とLIVEとスタジオでのプレイの粗さが目立つ、という噂もありますが、実際に観た事がないので、いつの日かこの目で確かめてみたいと思いますねー