何とAIがニルヴァーナの新曲を作ったという...いやはや、IT業界に身を置きながら恥ずかしながら驚きのニュースを遅ればせながら最近知った(苦笑)
カート・コバーン、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、エイミー・ワインハウス...皆27歳で他界したミュージシャン風の曲をコンピューターで作曲・演奏するというプロジェクト「Lost Tapes of the 27 Club」の一環という事で、背景にはメンタルヘルスへの認知を広める事があるらしい。
さっそくRollingStoneのサイトにて視聴してみた。
う〜ん...確かに似ているけど、現代のAIの学習能力レベル(作曲に関してに限って言えば...)では例えばニルヴァーナの全曲学習させて、別のミュージシャンのエッセンスを加える為にビートルズを少々、ピストルズ大さじ1みたいな...もう料理の世界だけど(笑)で、その結果をアウトプットさせ、「先生、こんなん出来ました~」的な作品が今回の楽曲なんじゃないかな〜と思う。
残念ながら今のAIのレベルではここが限界かな。「いいな」と思っても「感銘」を受けるまでには達していない(ちなみにVoはさすがにホントの人間ね)カートもジミも生きていたらこういう曲は作らないだろうし、あくまでAIが作るものは彼らの過去の作品から学習して学んだものな訳で、所詮はコピーでしかない。オリジナルは超えられないのだ。だから感銘を受けないのだろう。
でも、もう本当にそう遠くない未来にAIの学習能力は全ての分野において人間を超えると思う。私の大好きな映画「ブレードランナー」やコンピュータの反乱と言えばやはり「ターミネーター」の世界が來るかもしれないなぁ...と感がると少し背筋がゾっとする。おー怖!(笑)