マンケイブとアメリカは言う | 田舎モンが出戻った

田舎モンが出戻った

12年に渡るアメリカ田舎暮らしを中断し、サンフランシスコに2年滞在した3児のハハ
そしてまた東海岸に戻ってきたものの、下のムスメは日本に留学・・・空の巣症候群にかかってしまうのか???

スッキリしたモサ男くん
お腹も朝晩スッキリしてます
 

でもシッポは長いままにしているから
結局こういうことも起こるのであった
 
 
この後ダンナが枯れ草を踏みつけて取ろうとしたら
シッポまで踏みつけておった
 
さてバケーションが始まるよ!!!
って言う前日のこと
 
大ボケ兄が仕事で知り合ったという人の家に
ダンナを父の日プレゼントとして連れて行きたい
というので行ってみた
 
この人は昔陸軍に所属しており
そのあと自分の趣味として
第2次世界大戦で使われていた
米軍の車両を集め始めたんだそうだ
そして個人の博物館を作ってるんだって
 
うちのダンナは歴史専攻
それも戦争歴史オタクなので
大ボケ兄は父の日に最適と思ったらしい
 
 
自分の庭に軍にあったガレージを再現してあり
車両に関する資料とかもたくさん置いてあったよ
過去40年ほど、オークションで見つけた車を買ったり
部品などはこのことを知った人たちが
寄付してくれたりもしてるんだって
 
アメリカでは男性の自分の趣味の部屋
(大抵はガレージか地下室で映画鑑賞とかバーとか)
をMan Caveと呼ぶんだけども
これは究極のMan Caveだね
 
車両も形を再現するだけじゃなくて
ちゃんとエンジンも復元させて
走れるように改造していくので
車1台を完成させるのに
数年はかけているそうな
 
彼は博物館の案内員のように
ガレージの中を案内しながら
いろんな話をしてくれた
 
彼が持っている手紙は
彼の父親が当時付き合っていた女性(後の妻)に
アフリカから送った手紙
 
手紙は軍人が自分で書いたものを軍がまとめて撮影して
そのフィルムをアメリカに送り
そこで現像して郵送してたんだって
紙も当時は少ない物資だったから
こんなにちっちゃいの
 
陸軍の車と言えばジープだけど
その名前はどこから来たのか?の説の一つに
ポパイの漫画に出てくるにゃんこ類の
動物の名前を使ったのではないかという話
この動物『ジープジープ!』と鳴きながら
走り回ってたんだって
 
そして大戦中の製造工場では
もちろん男性は戦争に行っていたから
女性が働いていた
この女性たちの写真数枚見たけど
みんなサンダルとか履いてるんだよ
今ならスチールトゥの安全靴なのにね
 
ダンナとワタシ、プーと大ボケ兄だけのために
1時間以上も時間を割いてくれた彼
今68歳なんだけど
まだ予備のガレージに数台車両が置いてあって
それを自分が死ぬまでに
どれだけ復元できるかな~と言っていた
亡くなった後はとある博物館に
全て寄付することになってるらしいが
 
まだまだこの先も頑張って欲しいなぁ
 
 
↓はその翌日
車に荷物積んでる時のモサ男とトム子
モサ男は置いて行かれるのかと
ソワソワしてワタシの周りを走り回っていた
 
いや、キミは行けるからね
トム子はお留守番だけど・・・