明日、どこに住むのか
ぼくらの土地、故郷
遠く離れて
帰る場所を知らない
すべての大地が
仮の宿ならば
ぼくらは泣くことも忘れて
その場にうずくまり
こうべを垂れるだろう
ぼくらの土地、故郷
遠く離れて
帰る場所を知らない
すべての大地が
仮の宿ならば
ぼくらは泣くことも忘れて
その場にうずくまり
こうべを垂れるだろう
どこにいても
自分が自分であろうとするならば
少なくともひとつの景色は
手にすることができる
記憶の連鎖で
悲しみは反転し
喜びは推進力を得るだろう
自分が自分であろうとするならば
少なくともひとつの景色は
手にすることができる
記憶の連鎖で
悲しみは反転し
喜びは推進力を得るだろう
どこにいても
自分が自分でないと感じるならば
ぼくらは
自分が自分であったであろうその時と
これからの自分を夢見、
分断された自分の膚に
再び触れることだろう
自分が自分でないと感じるならば
ぼくらは
自分が自分であったであろうその時と
これからの自分を夢見、
分断された自分の膚に
再び触れることだろう
明日が明日であるならば
昨日が昨日であったとするならば
今、ここにいることをそっと受け入れてみる
昨日が昨日であったとするならば
今、ここにいることをそっと受け入れてみる