【北海道あの駅に帰りたい251~252】 | Johnnyのブログ 「Welcome to the Moomin village」

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自由に気ままに
歩いて旅をしたい…

多くの事は望まない…

小さな幸せを感じていれば
それでいい…

刻一刻と廃線が近づいている……
2016年12月5日
それが廃止される日

JR北海道
留萌本線 留萌駅~増毛駅間


【北海道あの駅に帰りたい54】(リバイバル)
(約20年前の留萌本線―舎熊駅)

20年前もダルマ駅であった。
見ての通り基礎が残っている。
1921年に開業した。
その昔は立派な駅であったのだろう……

駅舎の左側にルピナスの花が咲いている……


今はどうだろう❔

この写真でも海が見える。
潮風にさらされて錆が目立ち塗り替えもされたようだ……

駅舎の中
ママさんダンプ(除雪機)や灯油タンクなど冬への備え付けがある。

駅ノート
「旅立ち❔」
❔は要らない。
あと2ヶ月半で旅立ちが来る……

去年の今日
丁度1年前、僕は駅ノートにこんな事を書き残した。

20年前と同じ位置にルピナスが咲いていた……

廃止駅になり駅舎が撤去されても……
ルピナスの花はそこに咲くことだろう……
きっと……



【北海道あの駅に帰りたい251】
(約20年前の留萌本線―朱文別駅)

僕の車が停まっている。
ニッサンシルビア……
今でも時々、走っているのを見ると懐かしく思う……

この駅の木で作られたホームは極端に短い。
列車1台分しかない……

それは20年の間、何も変わることなく経過した……



駅舎には砂利が敷かれている……
1年前はこんなゴミ箱があった……

こんなゴミ箱に僕は崇高なる美意識を感じてしまう……



【北海道あの駅に帰りたい252】
(約20年前の留萌本線―箸別駅)

高台にある駅から振り返ると日本海が見える。
今は駅と綺麗な日本海の間に倒壊した家があり、町が寂れていくのを象徴している。


今も箸別駅は変わることなくそこにある。



ここが駅でなく廃屋になるまで74日……



【北海道あの駅に帰りたい112】(リバイバル)
(約20年前の留萌本線―増毛駅)

前回、紹介させていただいた時は高倉健映画のロケ地としてだった……
「駅 STATION」
それが映画のタイトルだ……
ホームに立つと小さく雪が舞い八代亜紀の「舟唄」が必ず聞こえてくる。
そんな駅も寿命が迫ってきた……


今はこんな駅に改築された。

誰も座らないベンチ椅子

終着駅を感じる……


駅舎の中は賑わっていた……


増毛駅が廃止駅になった後は、駅舎、ホームなど鉄道施設と駅周辺の用地は増毛町に無償譲渡される……

鉄道公園のような形になってそこに残る事だろう……

鉄道があるうちに、その勇姿を目に焼き付けたい……
今の僕に出来ることはそんなちっぽけな事しかない……


廃線、廃止駅、系統廃止、廃列車
失われるものが多すぎる……
悲しい事が多すぎる……


そう思いませんか?