いつかは必ず失われる……
廃止駅の殆どの運命は、
ホームや駅舎が取り壊され……
僅かな鉄道遺構を残していても、
やがて草木に埋もれ自然の一部になる……
今回紹介する駅に今の写真はない。
「あの時」のみを載せる。
それは廃線による廃止駅だから……
「函館本線 上砂川支線」
廃止されたのは1994年。
もう21年も経過してしまった……
今回は砂川駅から上砂川駅の5駅です。
【北海道あの駅に帰りたい86】(リバイバル)
(約20年前の函館本線 上砂川支線―砂川駅)
当時は建て替えもあり、すでに今風の駅になっていました……
詳しくはバックナンバー86を参照してください。
【北海道あの駅に帰りたい156】
(約20年前の函館本線 上砂川支線―下鶉駅)
「しもうずら」と読みます。
砂川駅から3.7㎞。
ノスタルジアな世界でした……
今は鉄道遺構の痕跡はないとのことです……
タイムスリップしてこの場所に再び立ってみたい……
【北海道あの駅に帰りたい157】
(約20年前の函館本線 上砂川支線―鶉駅)
単に「うずら」と読みます。
下鶉駅から僅か0.8㎞の距離……
当時から喫茶店が併設されていました。
「コーヒー」の字が見えます。
今も飲食店として2次利用されているようです。
【北海道あの駅に帰りたい158】
(約20年前の函館本線 上砂川支線―東鶉駅)
写真を撮りながら駅巡りをしていた当時、大概何らかの記憶があるものですが、この駅は「まったく記憶にございません」……
あまりにも民家に近すぎますね……
鶉駅からこれまた、僅か1.3㎞でした……
現在は鉄道遺構の痕跡なしとのことです……
【北海道あの駅に帰りたい18】(リバイバル)
(約20年前の函館本線 上砂川支線―上砂川駅)
その昔、「昨日、悲別で」という倉本聰のドラマがあった。
北海道から上京した青年と故郷悲別に残って働く青年の心の交流を描いたドラマだった。
この駅を思うとドラマの主題歌だった「22才の別れ」が聴こえてくる。
そして今もこの駅は現存している……
今、これを書きながら無性に「あの駅に帰りたい」衝動にかられている……
https://youtu.be/nNuaBXhD2Gg