雨音で目覚めた休日の朝は・・・・
ショパンを聞く余裕もなく・・・・
遅めの朝食を済ませて、相棒の回す洗濯機が回っている間に、私は食器を洗う・・・
二杯目の珈琲を飲み干すと、雨が降る中お気に入りの
「小さな池のある庭」
に出かける。
昨日間引かれた、池の畔に伸び放題だった、
「ユリゲロン」の葉の後に、「アシュガ」の薄紫の花？葉？が伸びているのを見つけた。
池の小さな主の「メダカ」ものんびり泳ぐ・・・
紅の紫陽花と白の額紫陽花が、雨粒を纏う・・・
いっぺんに伸びてきた「千日小坊」の葉に小さな紅い花を見つけた・・・
「ギボウシ」もまだ青い「ブルーベリーの実」も
「パイナップルミント」も「ポリゴナム（ヒメツルソバ）」も、
雨粒に揺れている。
「竜のひげ」の葉陰に「薄紫」の小さな花を見つけた・・・・
片手の傘をさしてカメラを構えても、やっぱり着替えたばかりの長袖「Ｔシャツ」は濡れる・・・
戻った姿を見つけた、相棒の指が洗濯物かごを指さしながら、
「なぜこんな日に、洗濯物を増やすかな？？？」
という声を聞きながら、返す言葉もない私は、二階へ着替えに・・・・
梅雨の後先・・・
お気に入りの「小さな池のある庭」も夏色に変わり始める。
この「ペレニアルガーデン」の新しい仲間になった、
白い「オルレア」も「ルピナス」の花にも、
延びてしまった退院で、間に合わなかった・・・