長崎県の島原半島の旅をした。
島原に在住の歌手Ayaneさんから一緒に音楽したいと
お声かけ頂いたことがきっかけ。
Ayaneさんとは昨年11月に行った熊本県山都町
の山奥で自然に囲まれたおしゃれなカフェ
『ゆずの木、ねむの木、みずたまの木』
でヴォーカルいづみちゃんとベース古荘さんとの
ライブをした時に聴きに来てくれた時が初対面。
その時の演奏に感銘を受けてくれ、きっといつか
このギターで歌いたいと思ってくれたとのこと。
そして約半年後の今日、その思いが叶ってのライブだった。
ライブは島原の商店街の通りにあるカフェ・サラマンジュ
というところで行われた。
当日は満員大盛況で多くの方に音楽を聴いていただき
みなさんに喜んでいただけ、大成功のうちにライブも
幕を閉じた。
これもひとえにAyaneさんの努力のおかげ。
こうしたかたのお声かけのおかげで私は
島原に来れ、そして雲仙や小浜を訪れ観光や
その土地を満喫する豊かさを受け取れる。
そしてそのお裾分けとして、その旅の足跡を
ここに写真でシェアします✨
今回島原までは一人旅。
一人旅の強い味方、ガッツレンタカーの
スズキアルトを相棒に島原に向かう。
途中、高速は武雄で降りたので、
ふと武雄神社の大楠に挨拶したかったので
立ち寄った。
昔来た時よりも柵で仕切られている範囲が
広くなってたのは、観光客が増えすぎたせい
なんだろうなー。
この木の大きさは写真では表現できないだろうが
この地球で長い歴史を生きてきた
偉大な長老の楠に会いたかった。
そこから車で南下していくと諫早湾干拓堤防道路という
有明海の干拓の海を埋め立てて道路にしたところを走った。
想像とは違って少し残念だった。
というのも自分的にはフロリダのキーウェストのように
水上にながーい橋がかかっているような感じで
両側に海が眺められ、まるで水上を走っているような
気持ちになるかと思い期待していた。
だけど、実際は有明海側は埋め立てられ
盛り上がった草地で全く景色は見えず
海の上を走っているような感覚はあまり感じなかった。
そして諫早の干拓側の海の色が幾分濁っている。
水質も変われば生態系も変わるだろう。
いやここは色々問題もある場所のようだ。
干拓道路の中間地点に車を停める展望所のような
場所があったので、とにかくここで島原半島にご挨拶。
火山でできた島のなだらかな傾斜面が美しい。
それが少しだけハワイ島を思わせる。
ライブを無事に終えた翌日、
朝から向かったのは岩戸神社。
石長ヒメという石岩の神様が祀られている珍しい場所。
自分は日本の神様カードで聞いたことはあったので
興味深かった。
天気がとても良く、新緑が太陽に照らされ
いい色出していた。
そして山の上の仁田峠
まだミヤマキリシマがたくさん咲いていた。
ロープウェイに乗って上の妙見岳に登っていったら
最高の絶景だった。
橘湾方面は彼方に長崎市
北側は諫早干拓道路が見える
隣に平成新山。
平成になって5年間噴火して山になったという。
自分も覚えているけどすごかったよね。
あれからもう30年ほどの歳月が流れる。
妙見神社へのトレイルにはミヤマキリシマが
たくさん咲いていた。
ロープウェイを降りて、乗り場の近くの道にも
たくさんのミヤマキリシマ。
雲仙に泊まった時はおしどりの池のそばにある宿だった。
広々してて湖が見えのびのびできた。
徒歩圏内で雲仙の地獄めぐりができた。
猫がのびのびダラダラ寝ていた。
あーー幸せそう。
だからそっとしててあげる。
最高の夕日を橘湾が見える展望所まで少し車を走らせて行った。
部屋に戻ってトワイライトを眺める。
翌朝の散歩は地獄の道
硫黄の匂い立ち込める湯気の湧き立つ散歩道。
蒸気で肌が潤いそう。
この日は南島原の野生のイルカウォッチングに行ってみた。
5年ほど前、母と姉と3人で天草に行った時に行って以来
久々のイルカ達。
出現率99%のイルカ達。
今回も会えてよかった。
そして小浜の温泉街へ。
105度という熱は日本で最も放熱量が高いのだとか。
そんな温泉自慢の小浜なのでいい温泉を経験したいと思い
伊勢屋の日帰り温泉を経験した。
中に入るとまだ誰もいなかったので写真撮影できた。
興味深かったのは向こうの方から水の湧き出る轟音がして、
そこで105度の熱を持ったお湯を竹笹で冷ましているとのこと。
水で冷ましていないので本当の源泉のお湯に浸かることができた。
この日は幾分空に雲がかかってたから小浜名物の
夕日は見れないかなーと蒸し釜屋というところで
外の雲行きを見ながら食事してたら日が沈むタイミングで
太陽が雲からできてきたので、食事を済ませて
海岸沿いに行った。
橘湾の海に反射したサイコーの夕焼け空。
日が沈んでもなお様々な色を織り成してゆく空模様
今回の旅ベストトワイライトに感謝
最終日はもう一度ここの山を拝みたくて
撮影ポイントに赴くべく、まゆやまロードという
道路に行ってみた。
角度によって見え方が違う。
けどどれも美しい。
下の写真は平成新山ネイチャーセンター
っていうところで撮影したもの。
今日はたまたま施設は閉まっていたみたいだから、
誰もいない。
自分はこの山と周囲の自然にむかって
ティングシャを鳴らしてた。
思えば前回の鹿児島旅行から山は桜島、開聞岳、霧島
と続き今回の雲仙、火山巡りをしてたような気がする。
火山には特別神聖な気が漂っていて
マグマなどの地中のエネルギーが活発な場所でもあるだろうし、
そうした爆発のエネルギー、破壊のエネルギー、
生み出すエネルギーが溢れている。
山は生きた神聖で霊的な存在として
昔から人が自然とのつながりを保ち
敬ってきた象徴なのだと思う。
最終日、島原を離れ帰路に向かう。
また干拓道路を通って途中で車を停め島原半島にさよならする。
ありがとう。
また来れますように🙏
最後のシメのソフトクリームは鹿島の道の駅で。
道の駅は海岸にあるので
最後に有明海のムツゴロウと海と空、
そして遠くに島原半島の山を眺めながら。
ではライブのお知らせ
こちらのイベントもお見逃しなく
サックスの宮崎華子と門司麦酒煉瓦館で
撮影した動画をお送りします。