駆逐艦大集合！

ちょっとご無沙汰しておりました。

なんでかって、駆逐艦を大量に造船しておりまして・・・(笑)

急に、旧日本海軍の駆逐艦の変遷を見てみたくて、以前アップした「神風」型神風から、睦月型「皐月」・・・「吹雪」・・・と違いを作っておりました。

最後は防空駆逐艦の「冬月」にしたのですが、今回アップしなかったのは、アオシマ模型さんのクオリティーが低くて載せられませんでした。

で、みんなヤマシタホビーさん。

WLシリーズに比べると、ちょっとお値段が張りますが、その分、造形がいいんです。

もちろん、他艦と比較するのにも、メーカーが違うと、一層型違いがわかりにくいのでメーカー統一しました。

なぜなら以前、大和造船時に、タミヤとフジミとアオシマで同じ縮尺サイズ模型なのに艦幅違ったりしてましたからねぇ。

で、ヤマシタホビーさんのキットは箱開けると、ランナーキットがいっぱい詰まって、いいですねぇ。

↑ヤマシタホビーさんのキットは艦橋元あたりで一度艦体が絞りこむように作られているのが特徴です。ややデフォルメでそうしてる部分もありながら、出来上がった艦はそんなに違和感はありません。

↑浦波の場合は、エッチング付きキットを購入。といっても、マストとかボートダビットとかで、手摺などはない。

↑いきなり艦隊出来上がって。

駆逐艦も、こうすると圧巻ですねぇ。

ヤマシタホビーさんの6隻に、以前造船したタミヤ製の島風＋。

艦の大きさや主砲形状、魚雷発射管室形状、機銃、ボート、煙突の違いがよくわかって面白いですね。島風や（※今回載せませんでしたが「冬月」）などは、軽巡と同じくらい船体が大きいです。

艦によって、エッチングが手に入らなくて、ほとんど巣モデルのもありますが、ヤマシタホビーさんのだと、エッチングがなくても影響しないクオリティーなのが助かります。

また、艦によって※特に「浦波」「響」などは竣工時より戦争末期の対空強化のために後部主砲を下ろして、機銃に換装したりしてるのも、キットからわかりますね。

↑駆逐艦・皐月　睦月型駆逐艦・・・後部主砲を1基だけおろして25ミリ機銃が増設されているため、他艦より、竣工時のシルエットを残しています。

↑駆逐艦・浦波　特型駆逐艦Ⅰ型改　第一煙突の吸排気形状が1型と違う・・・という。1944年の戦没直前の姿のため、対空機銃換装されています。

↑特型駆逐艦Ⅰ型・吹雪　　主砲が12.7センチ、61センチ魚雷9射線。

↑特型駆逐艦Ⅱ型・天霧

これは、箱絵にもある様に、ケネディーが乗った魚雷艇を”踏み潰した”ことで有名になった艦。以前も造船しているので2隻目。

↑特型駆逐艦Ⅲ型・響　1944年ごろの装備状態なので、後部主砲が対空機銃に換装されています。また、第一煙突が小ぶりなシルエットが特徴で終戦時の残存艦としての幸運艦でもあります。

↑艦尾から見ると、戦争末期に対空機銃増強で主砲おろしたりしてるのがわかります。「響」など、艦側にもばりばり機銃を増強しています。

もともと駆逐艦の主砲は対空射撃ができないので、のちの「松」型や、「秋月」型などの、高射砲（高角砲）を主砲に積んだ（防空艦）が出てくるまで、換装して使用していたのもキットからうかがえますね。

いやはや、たかが駆逐艦、されど駆逐艦。

小回りが利いて足が速く、大戦でいちばん活躍した艦種ではないのでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございます。

今日もよい一日でありますように！！