「首都圏から一番近いSL」という秩父鉄道さんのパレオエクスプレスの撮影に行ってきました。
パレオエクスプレスは追いかけながら何度も撮れるのがうれしいです。
道中、いろんなタイプの電車や新幹線で鉄オタの子供が喜びそうな風景ばっかりですが、わたしにはよく分かりません。(笑)
↑途中、引退した特急踊り子号185系がたくさん置いてありました。(これは自分にはおなじみでしたから良く分かります)
しかし、この、くそ暑いなか、よく出かけるよ・・・と言われそうですが、そこがポイント。
みんなが出掛けないから、静かで密にならない撮影が出来るってものです(笑)
熊谷駅から鈍行でとある駅へ。
しかし熊谷(くまがや)って、人名になると(くまがい)と読むとか、ほんと日本語って難しいね。
むかし、会社にいたアメリカ人が「伊達」(ダテ)さんを、「イダチ」と読まないのはなんでだ!って怒ってたからね(笑)
あら、話が脱線・・・。
この春に訪れた大麻生駅に到着。こういうレトロな驛が好きなんです。
しかも降りたのは自分だけ。ラッキー。
春には撮れなかった違う角度で撮るために。
ここは午前中は汽車から右側からは逆光になるので、春の桜のシーズンは桜と一緒に撮るのが難いかったです。
軽い汽笛を残して快走していくパレオエクスプレス。
駅前の土手を藪こぎしたから、笹で脚が切れまくりました。長ズボンにしておけばよかった・・・
場所は変わって、これも春に桜と一緒に撮った直線コース。
もちろん、ここにもだ~れもいません。
桜が散っちゃうと見向きもされない。風の♪「ささやかなこの人生」そのものみたい。
少し登り坂なので、いい音出して登っていきます。
もう少し煙を出してもらえたらいいのですが、普段は周りの民家に煤煙が行かないようにしてるのでしょうね。イベントのときはいい煙をだしてくれますから。
しかし、汽車の写真撮影は暑さを忘れさせる清涼剤です。
気がついたら服から出てるところがいい日焼け!(笑)
三峰口への最後の登板部。往路のラストスパートがかっこいい!
長瀞駅前はめちゃくちゃ賑わっていました。駅前渋滞。
ちなみに日本にあって外国に行くとほとんど(あまり)ないもの。電柱、自販機、旗竿。
旗竿は戦国時代の軍旗に使っていたので、日本では普通に宣伝用にあちこち立っていますが、歴史的背景の無い外国行くと旗竿は見られないんです。日本ならではですかね。
↑日祭日限定の西武線の長瀞駅までの乗り入れ電車。飯能行きです。
こんな写真に誰も反応しない・・・飯能市内・・・ダジャレです。(笑)
↑長瀞駅の全番線が埋まっている風景。
望遠なので陽炎で画像が少し揺れて写ってる。
左がパレオエクスプレス。
↑いつも思うのですが、もう少し高い(3M)くらい俯瞰で撮れるといいのになぁ。
右下にうっかりビデオ専用カメラが写り込んでしまいました・・・。
↑セミの声と、遠く駅の案内放送。そして蒸気機関車の汽笛。いい夏だなぁ。
ドラフト音を残して走り去っていくパレオエクスプレス。
炭水(テンダー)車が連結されている蒸気機関車が一番好きでなのす。
そして、こういう後ろからの角度も。
ここからはちょっとおまけです。
貨車に載せているのはお塩です。ウソです。武甲山から採掘したセメントの材料の石灰岩を砕いたものです。もともとこの秩父鉄道が敷かれたのは、これを運ぶためでした。
サビサビですが現役の転轍器標識です。
この夏、秩父鉄道さんの急行には「おりひめ」と「ひこぼし」号が走っています。
パレオエクスプレスを待っていたら、アニメ満載の電車が走っていきました。
調べたらフルラッピングの「超平和バスターズトレイン」とかで、アニメ好きにはたまらない企画なんでしょうね。
ピンクのデキが走行中の姿は初めて見ました。
↑ブルーのデキが貨車を引きつれて通過中。
(秩父鉄道さんの特別許可をもらってホームから撮影・・・ありがとうございました)
昔はD51なんかが貨車を引いて走ってる風景が、日本のあちこちにあったのでしょうね。
残念ながら、そんな風景は見られませんでした。
その代わりに電気機関車はたくさん。
貨車を引くとき、止まるときのあの、ガシャン、ガシャンという音も好きなのは石油のタンク車を
操車場でよく見たからかもしれません。EF58、66とかたくさんあったからかもしれないなぁ。
新型コロナウイルスの影響で、いろんな業種、職種が影響を受けていますが、悪い影響が少しでも無くなっていくとよいですね。
最後まで見てくださってありがとうございます。
良い一日でありますように!