むかし、ウォーターラインシリーズ(静岡模型4社共同製作)なるものがあって、少ないお小遣いを貯めては手に入れやすい日本海軍駆逐艦など作っていたもので、まだシリーズに外国艦なんかなかったもんでした。

外国船が出始めた頃には山登り始めていたので、模型制作そのものが遠のいてましたから久しぶりになります。

とっ言って作りまくってるのはコロナウイルスのせいです。(笑)

そこで、今回そのウォーターラインシリーズのNo118ドイツ巡洋戦艦シャルンホルスト(1700円~)があるので作ろうと買ってみました。

いままで作った1/700外国艦はUボート、ヨークタウンⅡ、ドイツ駆逐艦だけですから、戦艦クラスは初めてですかね。

他に重巡洋艦プリンツ・オイゲンも候補にしたのですが、専用エッチングが売っていない!

シャルンホルストも某メーカー(フライホークね)で、特別セットとかで売ってるけれどエッチングセット付きで1万軽く超え(11000円~)、本体だけでも6000円~だもの。まぁ、それだけ出来がいいのでしょうけれど・・・。

で、タミヤ製のシャルンホルストと一緒に専用エッチグも注文してフライホーク社製の本体価格の半額以下で製作してみようかと・・・。

タミヤ製だから多分大丈夫でしょうか。

U.S.Aトムスモデルワークス社のタミヤ製・シャルンホルスト用エッチング(2枚)です。

日本ではピットロードが輸入販売してます。タミヤのこのシャルンホルストのためにエッチング作ってるなんてすごいね。

エッチング板自体はものすごく柔らかくて加工しやすそうですが、その分切り出しに注意でしょうか。

日本語の簡単な説明書もついているので、まぁ何とか使えそうです。

シャルンホルストの箱の中はざっとこんな感じのものが入ってます。

ランナーキット3枚と艦首艦尾パーツ、本体、底板。

そしてウォーターライン特有のバラスト(重り)。

あらら、デカールシールなどは一切入ってません。

 

タミヤのシャルンホルストは、まあまぁ評判がよさそうなのですが(マストやデリッククレーンが精巧だとかいろいろ)、1975年製の古いキットなのでバリが沢山あり、削り甲斐がありそうです(泣)

煙突上部も当時のインジェクションの限界なのか、もともとそうするつもりだったかわからないけれど、開口してないです。

これは当然エッチングに置き換えねば。

ほぼ同じ値段のフジミ製のは(写真は戦艦山城)開口してるので、素モデル級でシャルンホルスト作ると昭和な出来になってしまいそう。

やっぱりエッチング買って正解だった。

タミヤさんは車両の出来は唸るくらいだけど、艦船はどうも・・・。

(反対にフジミさんの車両模型はひどい。)

他社と同じ値段で売るならそろそろ新金型にしないとねぇ。世界のタミヤさん!

とか言ったら絶版にしちゃったりして。

 

さてさて、このシャルンホルスト。エッチングでどれだけ盛れるか。

 

 

 

※フジミ製艦船模型の精巧さがあたりまえになってしまってるので、ついつい他社の製品にも要求してしまう今日この頃。

 

※写真のバックは、隣の地域の方々の嫌いな旭日旗です。これは、日本の艦船模型のマストに無くてはならないもの。ちなみにわたしゃ右翼ではありません(笑)。いまでも自衛艦で掲げている軍艦旗です。

 厚木基地の日米親善フェアで買いました。星条旗もあるでョ(笑)。