「あいつは誰にでもいい顔をする。」
でもいい顔をしてると思われている時点で、誰にでもいい顔をできているわけではない。
片方美人だ。いや、単なる横顔美人だ。
本当の八方美人とはいくらドス黒い顔を持っていても誰にもバレない、人前に出さない人間じゃないのか?
これって実は素晴らしいことなんじゃないか?
自らの考えはないのか、矛盾しているのではないか、と言われるが、自らの考えを内に秘めることも大事なのかもしれない。
むしろ、みなが八方美人になればいい。
そうすれば誰も傷つかない。
他者からストレスを受けることも減るだろう。
ネットも炎上しない。
黒い心など隠せばいい。
誰でも持ってるもんだ。
性癖みたいなもんだ。
隠せばいいんだ。
無理に出す必要もない。
人前に出すのはただの甘えにすぎない。
みんなに優しくしてりゃいいんだ。
簡単なことだ。
腹の底で、世の中チョロいもんだって笑ってりゃいいんだ。
それでいいのだ。
熱いものは内側に、快楽と一緒にフラストレーションやストレスを燃やして人間は生きていくのだ。
漏らしちゃもったいない。
ハイブリッドだ。
八方美人はエコであり最先端なのだ。