中学受験を目指すことになり、塾選びをしながら感じたこと。

それは、中学受験は過酷ということです。

 

学校から帰宅して、学校の宿題を終えるか終えないかで

また塾へ出かけていき数時間勉強。

帰宅するのは4年生現在で20時過ぎ。

これが5年生・6年生ともなると21時過ぎ。

塾でお弁当を食べるお子さんもいらっしゃると思いますが、

お弁当無しの場合は帰宅してから夕食。

10代そこそこの子供が、残業してきたサラリーマン並みの食生活...。

 

この生活が週3から週4へ、6年生になったら週末も入れてほぼ週5?

勉強漬けの上に体力も必要、かつ定期的に行われるテストで神経もすり減らす。

 

あらためて書いてみると、本当に過酷ですね。

勉強が好きでこの生活が全く苦にならないお子さんや、

天才肌で一回学んだことは復習無しでも問題ないお子さん。

そんなお子さんたち以外は、かなりキツいと思うんです。

途中で勉強が嫌になることもあるだろうし、お友達とも遊びたいだろうし。

 

なので、娘には入塾するときにこう言いました。

 

これから3年間、こういう生活になるけど、

途中でもう限界、もう嫌だと思ったらすぐに教えてね。

中学受験は絶対にしなきゃいけないことじゃないから。

 

お子さんからの希望で中学受験を決めたご家庭とは違い、

我が家は親がその気になって、子供に勧める形でスタートしました。

子供は、じゃあやってみようかな、程度の気持ちで始めたことなので、

途中で心変わりをすることもあると思います。

なので、親主導で始めたことを子供に無理強いしたくないんです。

 

あなたの将来のためよ!

今頑張ったら、バラ色の未来が待っているから!

なんて無責任なことも言えません。

人生はどうなるかわかりませんから。

 

そんなわけで、甘いかもしれませんが我が家の中学受験は

娘が嫌になったら終了することになっています。