引き続きなのですが...。
殺害された青年の家族のコメントにも、ひどく違和感を感じました。関係者への謝罪や感謝の言葉、そしてイラクの人々の平和を願うと...。
子を持つ親として、こんな感情になれるのかはなはだ疑問です。
もし我が子が殺されたとしたら、まずは悲しみ、そして怒りが素直な気持ちだと思います。しばらくはそれ以外考えられなくなると思います。
おそらく世間の批判や糾弾をさけるために周囲の人が考えて作り上げたコメントでは無いでしょうか。
前回3人の日本人が人質になった事件で家族が糾弾された事を考えてのことだと思います。このときは、自作自演説まで出て大変な騒動になりましたが、無事帰国できて良かったと思います。
なんと言っても人質になった人も、その家族も被害者であり決して加害者ではありません。事件が解決してから彼らの行動に問題があったのでは無いかと疑問を投げかけるのはかまわないと思いますが、事件の最中に非難したり糾弾するのは、あまりにひどすぎると感じていました。
そんな風潮がある中今回のご家族のコメントは、致し方ない物なのかもしれませんが、ひどく残念です。
テロリストへの恨み、怒り、そして救出できなかった政府への批判などを堂々と語れる世の中であって欲しい物です。
イスラム系のテロリストの問題は一筋縄ではいかない複雑なものが絡み合っているので単純に善悪論では片づかないのですが、少なくとも同じ日本人が直接的に被害にあったのです。
マスコミにしても、政府にしても、一般の人にしても、もっと怒りの声を上げるべきだと思います。
ねじ曲がった考え方が大手を振ってまかり通る世の中になっている気がします。
まっすぐに意見を言える世の中にならないと、この国のパワーは下がっていくばかり
では無いでしょうか。