ダンジョンエンカウンターズ プレイしてみた | 歌詞同期ファイル置き場(ラブライブ!、ナナシス)

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スクウェアエニックスから発売されている「ダンジョンエンカウンターズ」を今更ながらプレイしてみました。



スクエニからは、たまに低価格タイトルが発売されており、ダンジョンエンカウンターズもその一つ。有名なのは「パノラマサイト FILE23 本所七不思議」ではないでしょうかはてなマーク



ダンジョンエンカウンターズがどういうゲームかは

ファミ通の記事を見て頂くのが早いです。プロが書いた記事なので分かりやすい。

ダンジョンエンカウンターズのゲームデザインを担当したのは伊藤裕之氏。FFシリーズのATBのシステムの考案者である。それだけではなく、Vのアビリティ・システム、Ⅷのジャンクション、Ⅻのガンビットなど、多くのシステムを考案してきた方として有名。システム作りの天才なのではないでしょうか。


加えて音楽は植松伸夫氏。もう説明不要でしょう。このメンツを揃えて作ったゲームの画面がこれ。プログラミングをかじった方ならどこかで見たことのある数値が描かれた二次元マップです。



スクエニお得意の美麗なグラフィックではなく、延々とこれです。

演出は最小限というか、ほぼありません。ノーヒントでダンジョンに放り込まれ、イベントもほぼありません。そのため、プレイヤーの向き不向きは確実にあります。


システムは上記のファミ通の記事を読んでいただくとして、管理人が凄いと感じたのは戦闘システムです。



多くのRPGって、防御力って受けるダメージに影響するじゃないですかはてなマークこのゲームの場合は違くって、攻撃力が100の場合は必ず100のダメージを与えます。

ただし、HPより先に「物理防御」「魔法防御」の値を0にする必要があります。防御の値を0にすると、次の攻撃からHPを減らすことが可能になります。つまり、攻撃力が50以上の場合は防御力が50でも1でも"1回の攻撃が必要"なことは同じです。そして防御力は戦闘が終了すると完全回復します。物理と魔防のバリアを張っているので、先にバリアの破壊が必要と考えると分かりやすいかも。


過去にも同じタイプのゲームをプレイした記憶はありますが、このシステムのお陰で長時間のダンジョン探索が可能になっています。ダンジョンエンカウンターズは、世界樹の迷宮のように一定階層まで進まないと街へ帰ることができません。

ゲームが進むと帰る方法は他にも手に入りますが、ダンジョンで進んだ元の場所へ戻る手間がかかったりと、デメリットもあります。


ゲームバランス的には、管理人は性格上全フロア踏破、つまり敵も全滅させていたわけですが、これだと少し簡単かなはてなマークという程度の難易度になります。ちょうどいいバランス調整がされていますね。


ここまでは普通にゲーム紹介。ここからはネタバレを含みます。


このゲーム、宝箱の概念がほぼありません。「ほぼ」というのは、「トレジャー」という宝探しのヒントがあり、そこに該当するヒントを手に入れると、回答の番号が表示されるため、それが宝箱といえなくもないです。ただ、数が恐ろしく少ないです。


他には、あるにはあるのですが、クイズが出されます。その回答のマップの場所を調べるとアイテムが手に入ります。その回答が結構な序盤の方だったたりするため、強力な装備が低階層で手に入ります。なので、攻略サイトを見ないことをオススメします。


装備品にはコストが設定されていて、キャラが装備可能な最大コスト値以上は装備不可能なため、強力すぎる装備は装備不可なのですが、それでもバランスブレイカーです。


特に、30階層レベルに進むと階層をまたいで移動可能な能力が手に入るため、なんなら終盤の方まで行けてしまえます。終盤の方で行方不明なっている仲間とか、救出できてしまえるので、自力救出する分には構いませんが、攻略サイトを見ながらでは、このゲームをプレイする意味がなくなってしまいますよね。この辺りのキャラは確実にゲームバランスが崩壊します(右下のキャラはある事情で例外ですが)。



ダンジョン探索に必要な「アビリティ」と呼ばれるスキルが手に入り、セットして使用します。この中でも必須とも言えるアビリティは「バトル番号表示」です。普通にプレイしていれば最初に手に入るアビリティでもあります。このゲームはマップ上で敵の表示も可能で、それがこのアビリティです。マップ上の黒色の数値が的です。


なぜ必須なのかと言うと、管理人は2回全滅しました。そのうちの1回が「階層に合わない強敵との戦闘」です。確か19階だったと思いますが、中盤くらいまでは10の桁と階層が同じと考えてOKです。なので10〜1Fまで、強くても20位の敵が出てくるのですが、40桁の番号があったことに気づかずに戦闘してしまったんですね。そして全滅。

どうやら、必ず階層に見合わない敵が2〜3マス登場する階というものが度々登場するようで、そんなのに不可視状態とか「斥候なしでダンジョン探索」をしているようなものです。


ただ、この「階層に見合わない強敵」は便利にも使えます。街へ帰還するための双方向通行ドアは、たまに例外がありますが1の桁に9がつくフロアに登場します。9,19,29...といった具合です。

19Fならば街へ帰還し状態を整えてチャレンジできますし、全滅時の回収も容易です。


ちなみにこのゲームの店は、倒した敵が「店用にドロップする」アイテムが確率で入荷します。何言ってるのか分かりませんねはてなマーク下の画像の右下に「SHOP ITEMS」と書かれていますが、この敵を倒したときに店入荷する可能性のあるアイテムです。

なら19階で40代の敵を倒せばどうなるかお分かりですねはてなマークこの後のフロアでも同様のことが発生します。



不思議のダンジョンシリーズでは装備品がいつまでも手に入らないがために積むことがありましたが、ドロップしなくても店売り品が拡充されるため、最悪は手間でも店に戻ればパーティーを強化できる点は良い所です。

また、上で説明した防御力システムが戦闘の奥深さを上げているのですが、強敵とのレベル上げやアイテム稼ぎにも役立ちます。例えばこちら。防御力こそ鬼ですが、HP1です。ゴースト系やゾンビ系にこの手のタイプが多いです。


そして、途中で手に入る「カタナ」系の日系武器は防御を無視して直接HPのみにダメージを与えるという効果を持ちます。いくら強かろうと、HP1ならあら簡単。



などなど、色々と奥深い作りになっています。


そして、管理人が2回全滅したと書きましたねはてなマークそのもう1つの原因。このゲーム、目が疲れます(個人差あり)。背景と通路と通った道が同系色のため、見分けが辛くなるレベルで見にくいのです。一応コンフィグで変更できますが、それでも見にくいです。


管理人が特に見にくかったのが20階層台、40階層台、90階層台です。90階層台はわざと見にくくしているものと思われますが、全滅の原因はそれでした。


落とし穴のトラップがあり、このゲームの落とし穴は「同じ座標が存在する最も近い下層の階」まで落ちます。例えば30階の座標10,20で落ちたとして、延々と通路が同じ座標になく、次に出てくるのが60階だとしたら60階の座標10,20に落ちます。ダメージなどがないことは救いですが。


全滅したときは、確か96階の落とし穴に落ちたときです。背景が黒なのに落とし穴も黒とかイミワカンナイびっくりマークその時、下に通路が無かったらどうなると思いますかはてなマーク「永遠に落ち続けて帰ることは無かった」的なメッセージが表示され、強制的に街の新パーティー編成画面に変わりました。画面キャプチャーを忘れるほどのショック。


「ははてなマーク


幸いPSPlusのオンラインバックアップは行っているため、その日のプレイが無駄になるくらいの損害で済みます。このゲームは強制セーブのため、全滅した時点でオフライン側のデータは諦めです。


でも流石にキャラロストまであるかなはてなマークと思って調査隊を派遣したところ、行方不明者を探すアビリティに反応がびっくりマークどうやら、永遠に落ちて全滅した場合は以下のようです。


・全員がランダムに飛ばされ行方不明者扱いになる


ものすごく面倒でしたが救出しました。全員90階層以下にいるとかどんだけよ。という事で注意点です。


・下階層への移動アビリティを使用する際は全滅を覚悟する

 →移動先にたまたま落とし穴があったら落ちます


・特に70階以降は落とし穴には落ちないように注意する


クセはありますし、ストーリーも薄い。キャラへの愛着とか湧きにくいので、かなり人を選びますが、ハマる人にはハマる一本です。いかがでしょうかはてなマーク

ちなみに管理人はいつの間にか買ってたようで、いつ買ったか、なぜ買ったかは全く覚えておりません。