お昼寝している間に
新元号が発表になっていた
重々しくなくって
玲瓏な
よい響き
東の都にきてから調子悪かったけど
ここ数日は
いい感じ昨日は
けんちゃんにも久しぶりに会えたし
嬉しかった
母との
思い出が詰まった
山の麓にいるのは辛くてもう嫌だ 
と
山の麓にいる時は思っていたけれど
東の都に来てみたら
来てみたで
母との
思い出と分離されてしまった様な
一抹の
寂しさを感じてしまう
たとえ
幻想だとしても山の麓に帰ってただいま
といったら
おかえり
と待ってくれているだろう
母を心に思い描いていたい
お母さん
どんなに
時が過ぎても
わたしの心は
まだ
貴女を探しているのです
