きょうは
母の命日です
母が
天に召されてから
5年になります
時過ぎてみれば
その年月は
速く過ぎゆきたように
感じられるけれど
その日々は
母を失った
深い喪失感のさなか
思いもよらぬ
陰惨な事故にあい
ある時は
心にいつも
絶えず拷問を
かけられているような
死を願うほど
とてつもなく
過酷な日々でした
でも
その只中でさえも
与えられる
神様の恵みを知り
その恵みに
支えられ
ささやかに
心喜べた日々でも
ありました
この5年
神様に守られながら
いろいろな人に
支えられながら
生き抜いてこれたことを
本当に心から
感謝しています
5年前
母の納骨式の時
上の兄が
心配そうに
こう聞いてくれました
白雪姫は
お母さんがいなくなった
山の麓で
ひとりで
ほんとに
頑張っていけるのか?
わたしは
頑張って
いかなければいけない...
と思ったので
そんな
兄の言葉にも
寄りかかることなく
山の麓で
ひとり
頑張ってきました
でも
もう いいかな...
もう
十分
頑張ったかな...
ねえ
お母さん
もう いいよね...
そう
ボツリ
母に
つぶやいたら
母が
遠くから
優しい笑顔を
おくってくれているような
気がしました