いま
わたしの前には
二本の道が開かれています
こちらの道に進もうと
なかば心で思いながら
ほんとは
その道の
どちらに進みたいのか
どちらに進むべきか
ほんとは
わからないのです
まるで
すべて霧で覆われて
隠されているようです
神様を
思いながら
神様は
どちらの道に
わたしを導こうと
していらっしゃるだろう
と思い巡らしながらも
自分の自我が
こっちだ あっちだと
わたしを揺れ動かせ
わたしを悩ませます
日々折々に
神様の憐れみと助けを
頂いているのを
知りながらも
神様の恵みに
響きが薄くなってきている
わたしの心が悲しいです
神様の導きを
求めていくことは
言うのはたやすく
思うのもたやすいけれど
その心の道程には
ひとつ ひとつ
ゆるやかな段階が
あるように思われます
その段階を
自我に
追いたてられることなく
ゆっくりと
ゆっくりと
一歩一歩
目の前の大地を
しっかりと
踏みしめるように
歩んでいけたら
と願います
そんなわたしの手を握り
一緒に歩んでくれる神様を
心に穏やかに感じながら