従姉妹の告別式に
いって参りました
棺に納められた
従姉妹は
神々しい菩薩様のような
お顔をしていました
従姉妹が
癌という病と共に生き
戦い続けた年月は
9年という
長きにわたるものでした
手術
全身抗がん剤治療
再発
部分抗がん剤治療
再発
部分抗がん剤治療
また再発
..........
その繰り返しの
9年でした
どんなに
肉体的にも精神的にも
苦しかったかわかりません
でも
従姉妹は
最後の最後まで
強靭な精神力と意志力で
戦い抜きました
その姿は
戦士のようでした
結婚という道を
選びはしなかったけれど
パートナーとして
従姉妹と
互いの人生を
紡ぎあった方が
従姉妹のことを
‘’ 彼女は僕の恩人‘’
とぽつりと
静かにおっしゃったあと
‘’女性にしておくのは
もったいないほど
才気溢れた人だった
でも
女性だから
女性だったからこそ
凄かったのかもしれない
貴女の従姉妹さんは
本当に
素晴らしい女性だったよ‘’








わたしは
従姉妹の
この9年にわたる
闘病生活から
学ばせてもらったことが
本当に多々あります
でも
あまりにそれが
広すぎて
深くすぎて
未熟な
わたしには
掴みきれていないところが
まだまだ
たくさんあるのです
そして
教えてもらいたいことも
まだまだいっぱいあった...
でも
わたしが生きる
この人生の中で
少しずつでも
従姉妹が
彼女の生き様を通して
わたしに
教えてくれたものを
わたしの
このささやかな人生の中で
学び得ていけたらと
願っています







そして
それは
きっと
従姉妹から
わたしへの
エールのこもった
Homework
また逢う日までの
Homework
ゆりちゃん
わたしは
生きるよ
みていてね