



















わたしの喉が痛い時
あのこの喉も痛み
わたしが咳をする時
あのこも目を覚まして
咳をする
わたしがママに叱られて泣く時
あのこも一緒に泣いている
夕陽に映る
わたしの影法師のように
あのこはいつも
わたしと一緒だ




















この詩は
幼い頃から病身で
病と戦いながらも
11歳で虹の橋を渡って旅立った
マチルド ロワという女の子が
書いた詩です
彼女にとって ‘’ あのこ‘’ とは
ベツレヘムの馬小屋で
お生まれになったイエス様を
示しているのでしょう
わたしにとっても
きっと ‘’あのこ‘’ は
イエス様を示すのでしょう
ひとそれぞれ
思うところは違っても
おのおのの痛みに
共に寄り添う
‘’ あのこ‘’ がいますように
