先生はおとちゃんを丁寧に扱って下さいました。

診察室にいる間も心配で待ち切れないらしい母からスマホに着信が来ました。

先生に母の事を話すと「お母様のせいではありません。お母様にはおとちゃんはちょっとぽっちゃりさんで心臓に負担がかかってしまった様です、とお伝え下さい」とキッパリと言って下さいました。

コメントでも疑問の声を頂きました様におとちゃんは以前は痩せ型 でした。


その後食べ過ぎの痩せ過ぎ との事で食生活の改善。


体重はそのままキープしつつ筋肉を増やすようお医者さまにアドバイスを頂いて体質改善に取り組んで いました。

いえ、取り組んでいるつもり、でした。

おとちゃんの体重は亡くなった時は25.3g。

私はおとちゃんの体重は25g前後が「おとちゃんの普通」なのかな。と思っていました。


2022年3月撮影

先生の仰った「体重はそのままに、筋肉を増やす」というのを大事にせず「体重キープ=問題無し」としてしまっていたのです。

もっと早く病院に来ていたら…
もっとおとちゃんの身体をチェックしていたら…
病院から出て直ぐに母に電話。
先生の言葉を伝えると「本当?本当に?」と何度も呟き心からほっとした様子の母でした。

病院で先生と話しながら、母と電話で話しながらも私の中で後悔がどんどん膨らみました。

おとちゃんの原因を作ったのは私って事だよね。。
母の背負っていた罪悪感をそっくりそのまま受け取った様な気がしました。