「ああこれが不要不急の外出かぁ」


貴重な公休日に家出たくないなーなんてぶつぶつ朝から文句を垂れながら健康診断へ。

毎年空いている時期に入れていたが今年は盆前ということで朝から混み混みの密空間.....

いつもは受付も診断メニューもぱっぱ済んでいたのが今年は1時間かかってしまったよ

身長は毎回±1cm位の誤差が出るんだが今年は163cm代、体重は自粛期間3ヶ月で増えた分を全てひと月で無理やり落とした。5㌔ほどの減量。急ぎ過ぎたが数字を気にする人間なのでこればかりは譲れない。
減量は簡単だが維持する事が困難なのは分かっている。それでももうちょっと夏バテの力を借りてもう少し落とそうと思う。何故なら冬季には間違いなく1~2キロ増量という恒例行事があるから‪。

血圧も聴力も問題なし。
バリウムは本当に生理的に受け付けないので毎年パス。辛いもの沢山食べて胃は鍛えまくってひと1倍丈夫なのでへーきへーき
あ、視力検査は初めて受けた時にコンタクト着けたままでめんどいなーって嘘ついて裸眼ってことにしていた。
というわけで今年も毎年恒例の嘘。



一番の問題は採血。さいけつ。サイケツ。saiketsu SAiKETSU

どの表記にしても怖くて震える地獄行事

去年はまだ良かった。
別メニューが終わったあと休む間もなく呼ばれあーあーあーと言っている間にぱっと済んで気持ち的にも助かったんだが今年はそうもいかなかった。

(なかなか呼ばれない......)

私の前に3~4人呼ばれて血を抜かれる作業と最中の会話が生々しく聞こえてきたのが修羅場過ぎた。
「ここから上手く逃げる方法はないだろうか」
それしか考えられなくなってしまった。

家では「採血が怖くなったら水着姿のドラえもんを思い浮かべて乗り切ろう」と何度もイメトレをしていたはずなんだが本番ではドラえもんの「ド」の字も出てこなかった。本番に弱い女だ。

血管が見えづらい、なかなか出てこないとかで他のクリニックではよく失敗され何度も針をぶっさされ青あざを作って帰ることが何度かあった。
あまりに下手で何度やっても失敗され
「看護師さん、チェーンジ!」
と言ったことも。

そういった経験の積み重ねが私をおちゅーしゃ恐怖症にしてしまったのだ。

こうして採血の文句を垂れるのも年1で死ぬまで続くんだなと思うと頭が痛い。

それでも今年担当してくれた若い女性の看護師さんは上手だったので本当に助かった。
有難いことに刺すまでの作業もてきぱきしていてなんとか乗り越えられた。

いつもの アルコール消毒大丈夫ですかー?、消毒しますよー、刺しますよー、ちょっとちくっとしますよー、というひとつひとつのナレーションは逆に私を苦しめるだけなので要らないのである。

今日は担当看護師さんのお陰で痛みも残ることなく、貼られた絆創膏がキャパオーバーの血液で溢れ出すこともなく無事終了。



そういえば「空腹で来てください」って毎年注意書きがあるんだけどどれくらいの空腹かよく分からずいつも少なくとも24時間は空けるようにしていたがそこまで空けなくて良かったらしい。
よくよく話を聞くと10時間ならOKとか。

約30時間振りの食事がんがん楽しもうかと思ったが胃が萎縮していたのかそんなに量食べられず残念物語。