蝉の寿命 | ブサイクな人差し指〜リウマチと向き合う〜

ブサイクな人差し指〜リウマチと向き合う〜

「細くて綺麗な手ね」子供の頃から褒められてきた私の手。自慢だった私の手。そんな自慢の手の人差し指が、ある日突然膨れ上がった。そして私を襲ってきたその魔物は、容赦なく私を追い詰めた。そんな日々の記録。

蝉が鳴く。
夏を感じる瞬間。

真夏の蝉の大合唱。
あれはもの凄い生命力を感じる。

それもそのはず。
確か蝉の寿命って一週間くらいなんだよね?

私が余命7日だったら…
なんて考えてみたりする。

うーん??
リウマチ診断されただけでこれだけ泣いて泣いて泣いたんだから…
余命7日なんて言われた日には泣き叫ぶんだろうな。
泣いても運命は変わらない事、知っていたとしても、泣いちゃうんだろうな。

そりゃ蝉も泣きたくもなるわ。
せっかく生まれてきたのに一週間の命。。

そんな風に考えながら蝉の鳴き声に耳を傾けてみると、蝉はただ悲しくて泣いているのではなくて、大切な何かを伝えるために鳴いている気がした。

恋人に愛を囁いていたり、家族に感謝を伝えたり…

このひと夏を精一杯生きてるんだろうな。

それに比べたら、ただ泣いていた私は甘ったれだな(。-∀-。)