歴史は繰り返す。
大谷翔平選手が現在、、、大活躍中だ。
二刀流じゃなきゃ、、、バッターに専念したらと思われていた。
それを今シーズンはトミージョン手術のリハビリ期間中でもある…
走れば速く、、、打てば飛ぶ、、、物凄く飛ぶ。
50-50なんてもうすぐだ。
50-50なんて言葉はスケートボードやスノボのトリックなら知ってたけどって感じ(笑)
そんな50-50も時間の問題な大谷さんに憧れる野球少年が多数…
いやいや、、、そこじゃない(笑)
大谷さんの活躍に憧れる野球少年の周りにいる大人たちが問題なのである。
何が?
そう、、、まだまだ成長途中の子供達に大谷さんのスイングを教えようとしてる。
大谷さんのスイングってアッパーな軌道でボールを潰しにいくような打撃。
体が大きくて強くてっていうスイング。
SNSとかでもよく出てくるスイングの凄いヤツ。
一昔前の野球界はフライボール革命とか言っちゃってやけにアッパーを進めてた。
今の高校3年生が小学5年とか6年の頃だ。
それが、、、新基準バットになって…なんて皮肉な(笑)
フライボール革命に敏感に反応した親子はこぞってインチキウレタンバットを買い指導者のいう事を聞く事もなくバレル的バレル擬きスイングに明け暮れた。
垂れるボールの頃は軌道にあって力もついてきたらそれはそれは飛んだ。
しかし、、、高めの速球を投げると見事に全て空振り。
それは高校生になった今も同じである(笑)
幼少期に培った基本を無視したかのような反復練習の賜物(笑)
歴史は繰り返すと書いた。
一昔前はイチローである。
イチローに憧れた野球少年の「親」も同じ。
身体が突っ込んでもOK。
泳いでいってもOKという考えに。
そんな幼少期の子供達が高校野球をした時に多くの子が変化球に突っ込んで打てず。
基本的なレベルスイングで結果を出した後に引き出しとして掴む技術ではないか?
泳ぐとは最近は言わずに「出される」というらしいが、、、
出されても強くしっかりと芯でとらえるという技術には強靭な体躯や体幹が必要。
その事に気が付かない人の多い事(笑)
さらに前は…野茂英雄。
反逆のトルネードだ(笑)
これについては流石に無理があったのかほとんどの野球少年の親たちはマネさせなかった。
結局はメディアが取り上げるスーパーヒーローの光ってる部分だけを見ている。
一番大事な事を忘れている。
「打てるように飛ぶようにこ゚のスイングを」というが、、、打ててないよ。
打ったかもしれないけど「大した打率でも本数でもないよ」
って事に気がついてない。
歴史は繰り返す。
次また異例なフォームや活動をしているスターが必ず出てくるだろう。
大事なのは基本。
最新の基本。
そこから体の強さや柔軟性等を検討して選手に合う指導が重要である。
じゃあ、お前の子供はどうなんだよ?って言われるかもしれない。
我が子は、、、いや我が子達は各カテゴリーて常に結果を出している。
小学時代に厳しくも辛い基礎練習の結果だと思っている。
打撃ってそんなもんだ。
ちなみに投手の場合。
きれい過ぎるフォームよりも一癖あるフォームが良いと思う。
但し、基本的な事を忘れちゃならんよ。
投手はコントロールが一番。
そしてスピード。
その次がスピンとか伸び。
意外と大事なのは角度。
上下左右どこでも良いけど角度は大事。
有名選手のマネは良いと思う。
でも基本を忘れちゃいけないよ。