家路
空に届かず
砕けては落ちる
心渇かす
雨の降る
街
いつか観た
憧れの
Night game
無数のバルーンが
飛んで消えた先に
永遠は去った
「絶望」
その綺麗な色に
導かれる様に
何も無い空を
月明かりの方へ
飛んでは果てる
夜の虫
よ
夏のほとりの
街路樹にもたれ
気の無い振りで
微笑んでいた
君がくれた
戯れの
Daydream
苦悩と快楽の
果ての景色
ひとりぼっち
「欲望」
只 素直に胸を
焦がし続けていた
誰も居ない部屋を
照らす西日の様に
やがては暮れる
恋心
よ
名も無き
脇役だけの
エンドロール
家路を急ぐ無言の群れの中で
立ちすくんだ
帰ろう
今 夕陽が沈む
積み木の街の向こう
振り向けどもう故郷は遠く
彼方に滲む
月灯りよ
戻れない日々を
胸の奥辿って
彷徨い果てる
夜の虫
よ