戦線離脱 | 世間は私が思うよりも甘くはありませんが、あなたが思うよりも厳しくはありません。

待ち合わせ時間より、早めに着いて、

会を主催してくださった元クラスメートと、

ぎこちない、うわべだけの会話をして、

そのあと、何人か他の方がいらっしゃって、

わたしは会話に入れなくて、

そのあと、見覚えのある男性がいらっしゃったけど、

輪にくわわることができなくて、

誰も遠巻きに見て、ひそひそするだけで、

話しかけもしなかったので、

しばらく携帯をいじっていらっしゃったけど、

そのままお帰りになられて、

彼の姿が見えなくなってから、

「帰ることないじゃんねー」

と笑って、

やっぱりわたしは会話に入れなくて、


私は静かに、その場を離れて、

主催してくださった元クラスメートに

適当な理由をつけた、

お詫びのメールを送って、

逃げました。


わたし、あのころ、

あのひとたちにいつも

酷い目にあわされていたのです。


もっと凶悪な男子たちが来る前に逃げ出せてよかった。


やっぱり数年経っただけじゃ

人の立ち位置とか変わるわけがないのです。


駄目人間?

卑怯者?

そんなこと自分が一番よくわかっています。