うた | 津々浦々を徒然と行く。

津々浦々を徒然と行く。

まあ、色々と。色々と。

少し俺の愚痴を聞いてくれよ

「丁度いいを目指せ」ってよく言われるんだけど
一体、何が「丁度いい」のかわからねえんだよ
なのに、なんで毎日馬鹿みたいに怒られなきゃならねえんだろ?
どうにかしてやり遂げたあいつの「丁度いい」
俺に残ったのは達成感より、虚無感の方だった

「ああ言えばこう言う」「天邪鬼」「聞き分けがない」「一回で聞け」人をいいようにかしづかせたい奴らの常套句を
またドヤ顔であいつは弱い奴を見つけて浴びせてるよ


そんなやり場のない社会の理不尽に生きている俺らに
夢をもてって笑って言ってた大人たちが
夢を追って生きている奴らの足元を引っ掛けて「現実を見ろ」って、笑うんだろう?


あと何回、泣けばいい?だとか
あと何回、勝てばいいとか
終わりのない人生の回数を数える様は
終わりのない夜に終わらない羊を数える無駄さによく似ている


だって、そうだろう?
世界にはきっと
居場所なんてどこにもないもんさ。
そんな居場所のない世界で居場所を勝ち取った奴らが
居場所を失うことが怖くて、そこから動けない


だってそうだろう?
俺たちの言葉なんて、きっとそんなに重くはないんだろう?言霊とか、魂だとか、言葉の重みとか
そんなもん本当は無いんだろう?
ただ、俺たちの心がそんなに強くはできていないだけさ


メーデー、
メーデー、
メーデー、
メーデー、

誰も気づかない救難信号を今日も送るよ。